さっきのつづき

この話、「ラジオがサイマル」のニュースとも絡むんだろうけど。
なんで「地域」なのか?それはスポンサーがいるからでしゅね。CM出してくれる。
それはTVでもラジオでも民放である限りはそうだ。なぜ「おもしろいものとか、見たくなるもの」を「多くの人に」届けようとしているのか、それはCMを浸透させるためだ。
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そんなことのためにラジオもTVもつくられたの???
 
 そんなことのために。
 と書いた。本当にそう思う、もし「宣伝」が主体ならば。 
 
ラジオの黎明期について。
http://bbradio.hp.infoseek.co.jp/history/history.html
 
ラジオと、アメリカ1920年代の「広告」とか
http://www.nipponstyle.jp/column/kswg/column_04.html
 
なるほどねえ。
 
 ま、それはそれとして、たぶん、黎明期には「ただひろく○○が伝わる!」だけで興奮だったのだろうと思う。○○に入るのは、あとから考えれば「情報」である。言葉、音楽、知識、声のトーン、声から感じられるその人のイメージ。全部情報である。ラジオスターに恋する女の子たち。そしてそののちにVideoがradio starを殺した。そしてTVが普及した。TVに出る人を好きになった。その人を見たいと思った。見たいので、TVを見た。TVではCMをやっていた。そのスキな人はCMにも出ていた。うっとりCMを見ていた。
 
 それからまた時が流れて、人はあまりTVを見なくなったといわれているが、結局、それでもTVは見るものである。なにかを共有する方法として、一番普及しているメディア機械がTVなのだから仕方がない。ラジオではなく。 
 そしてちょうどいまごろ @shakaseがつぶやいているように、アメリカではNPRが成果を収めたりしてるわけだが。National Public Radio。東京にいたときはよくFENで聴いてたなあ。
 
 まあ、話があちこちに飛んで、大変申し訳ない。そもそもオレは千秋が好きって話をしようと思っていたのだ。 でも「放送とはなんだろう」ってことも考えている。同時に。平行して。
 
 千秋が仕事をしてられるのは「放送」があるからだ。営業とかのタイプじゃない。営業ってのはつまりハロプロがいましてることじゃないの。TVではなくライブとグッズ展開が中心の。CDだって売れないし。あとは権利関係だけだろうし。
 
 しかしそれでもハロプロは堅実(なのかもしれない)みたいに見える。TVにぜんぜんでないのに。なぜか。それはいまやTV以外の手段もたくさんあるからだ。ブログ。ラジオ。そして動画配信。ようつべ。さっきいろいろ並べてみた、「素人が発信するメディア」に対して、「資本をもつ側がつかうようなTV以外のメディア」もたくさんある。ドアップとかね。
 あとはすっかり斜陽ではあるが雑誌というものもあったな。
 
 あーいま思い出したが、別に千秋はTVに出る芸能人の仕事しなくてもいいんだった、服のブランドもあるし。
 
 で、結局クイックジャパンを買ってきたオレは何を一番読みたかったのだろう。
  
 TVに出て知られているような仕事をしている人についてこの雑誌は書いているしインタビューとかしている。ブラタモリもある。タモリなんて最も「TV以外の仕事が向いてないタレント」ではなかろうか。オレがいまいいたいのはTVの仕事って本当に変な仕事じゃないかなあってことである。歌ではなく演技でもない。
 バラエティ。
 バラエティってのは「いろいろある」って意味だろう。たしかにタモさんはいろいろある。おっさんである。人間というのはそもそもいろいろある人だろう。ぶらぶらする。NHKで。民放で。タモリ倶楽部だってかならず流浪してるしな。ぶらぶら。
 まあここでいろいろ何か考えている。好きになってもらうように何かするって難しい。視聴率を集めるのはそれが面白くてみんなが見たいと思ったからだ。好きだからだ。
 みんながオレのように千秋のことを好きになればそれを察知した電通がオレが見るような番組に千秋をキャスティングするであろう。