夜ッス

JOQR。いつものアニラジはやってないけどK太郎ががんばってるし応援しよう。
 
 んでもって。昼間きいてたTBSラであるが、まああれだ、久米さん、あらためて。たぶん久米さんでなければ番組がつくれなかったのだろう、そのとき即応で「なにをラジオが伝えるべきか?」を必死でやっていた。山形の人と電話でしゃべって、山形の人が「仙台の海岸に200人〜300人の遺体が、とラジオが言っていたが、停電のためにテレビは見られないし、状況がまったくわからない」という質問をして、それに対して久米さんが「津波で人が引き波でさらわれて、その人たちがまた次の波にはこばれて遺体が海岸に流れ着いたのです」と説明していた。山形の人は「そういうふうに描写的に言ってくれるとわかるんだが」と言っていた。
 この話だけではなく、TBS(近辺?)の記者の人でもっとも原子炉にくわしい人をつれてきたり(この人は本当にくわしかった。原子炉の冷却水が冷えなくて水蒸気が発生して圧力が下がらないことと、正門付近で高い放射能の数値が計測されたこととはまったく別だ、と言いきっていた。
 京都大学の人は地震計について語ったが、要は地震計はまともに動いている可能性があるが、その数値を中央に届けるための通信インフラの破損によって気象庁が正確な余震の震度を把握できていない部分があるとのことだった。
 情報はいろいろあるが、ニュースが一般につたえにくい部分を、久米さんの番組は最大限伝えたと思う。サンドイッチマンの二人(と、東北放送のアナ)とも電話つないで話してたし。なかなかそこまで現場をしる人を登場させられんだろう。
 
 情報をどのようにまとめるか?
 いま(21:45)、さっきの官房長官の話をまとめると、「水蒸気爆発は起きたが、福島第一原発の原子炉自体が破損したわけではない」とのことだった。NHKでみた「建屋のふっとんだ骨組だけの」映像が衝撃だっただけに、にわかに信じがたくて、ウソかもとか思ったりもしたが、信じるしかない、結局は「原子炉自体の破損の有無」の確認までまっていて、確認がとれたのでそう言ったのだ・・・ろう。もし本当に原子炉破損であれば20Km程度の範囲の避難じゃすまないはずだ。
 そのように、たしかに透明性のある情報は必要だが、透明性と緊急性、と、パニック誘発可能性、を全部考えて情報をださないといけなくて、政府もたいへんである。
 ヤシマ作戦と名付け(かりて)られた節電キャンペーンは成功しているようで、でもまだつづく。
 うちの姉が寒さを回避しているといいのだが。