帰宅

本日(2日目)は、盛岡のホテルで起きるー0640バスで宮古へ向かうー宮古ー市場いって海鮮丼。

市場にある食堂で食うのって夢だった。超うまい。そしてできれば今度は定食をくいたい。毎日くいたい。
 
宮古のまちをあるく。しずかなまちである。
でも落ち着いている。死んでない。生きている、床屋や美容院や書店が生き残っている。あとなんかよくわからない衣料品店。つまるところ大手ショッピングセンターが全てを奪っていくのが通例ではあるが、それでもよく生きていると思った。でもあれだね、岩手県は政治が生生しいね、小沢一郎のポスターとかみるとね。
宮古の風景。




多分この保育園の前の木々は桜で春にはきれいに咲くとみた


モテキがきた




解体OKというペンキ書きはあちこちでみかけた。半壊であるという意味だとは思うのだがよくわからん。


災害水位石碑。宮古市役所の近くにある。ちかくに一等水準点もある。あと大正期の宮古開港の石碑もある。
   

山田線。

いま、山田線は暫定ダイヤで運転しており、盛岡から宮古へ鉄道でいくのは至難の業である。おそろしいダイヤ。一日4本しか直通でいかず、なぜか昼と夕方夜にかたよっている。まあしかし仕方がない。岩手県北バスが106急行というバスを盛岡宮古間に出しておりおよそ1時間に1本。宮古から盛岡への便は休日にはたいへん混んでほぼ満席。1970円。しかしバスは快適度と時間の正確性と輸送力で鉄道にはかなり劣る。劣るが仕方ない、これしかないのだ。国道106号は山中で積雪多く、除雪等いろいろたいへんだろう。でも鉄道が回復しても、あんまり人のらないかもね。
  岩手県をバスで走っていると、やっぱ、このような「閑散」は、長野とはちょっとレベル違うなって思った。長野も相当やまばっかりで閑散であるが、それでも人の住んでるところは接近している、岩手はそれよりもっと広くて大きく、閑散度が高い。
 でもJR宮古駅は待合室もあたたかくキオスクも充実してトイレもきれいで、機能していた。宮古から近くまでの列車はけっこうあるのだ。盛岡直結が問題ではなく、岩手県の沿岸地方の都として機能しているのである。宮古までくればいちおう買い物は全部そろうみたいな。
 
一方で盛岡は県庁であり都でありなんでもある。都会。歓楽街もイタリアンも都会の孤独もなんでもある。なんかイメージとしては松本にも似ているかんじ。 

 宮古からバスで盛岡に戻り、JRにのる、花巻へ戻る。雪。
 花巻ではマルカンデパートへ。


 いや、ここ、いいわー。デパートの屋上の大食堂が市民の憩いの場として生きている例。賑わい。
 だいたいいつも客がいるし若いのも古いのもいる。安い。おいしい。暖かい。
 マルカンラーメンというあんかけのラーメンくった。上手すぎる。
 そして若いウェイターとウェイトレスさんたち。若い。メイド的な制服がきれいだ。黒を基調として白のアクセントが美しい。いいなあ。 
 
 花巻ー新花巻ー新幹線で乗り継いで佐久平まで。帰る。
 
 新幹線は本当に速い。東北は決して遠くない。

土沢駅の自転車置き場。ちょっとした重力の問題。
 



これが「萬鉄五郎記念美術館」です。丘の中腹というか上というか。
 


雪まるけ。視界が白くにごる。
 
ここから台温泉の風景。

バス停あたりにあった、廃屋のようにも見えるホテル跡か?大きいだけになんかね。
さてこちらは「自炊温泉」。

いわゆる長期滞在の湯治客向けの。長いからいちいち食事も出さない。自炊。












台温泉の立ち寄り湯「精華の湯」です。500円。でもなんか人がいなくて自動販売機で券かうのね。抜き打ちチェックするからね!ってハリガミあったけどね。それにしてもこの山の中の温泉集落でこのような無人温泉ですからねえ。すごくいいんだ。