よる4

A「でもあらゆるところについてまわるのは、比較であり、比較を捨てたいわけです。
他人と比較してなにかいいことあるわけない。他人が結婚してて、その幸せを見て、ああ、結婚すればオレも幸せになれると思うことこそがそもそも間違いなのではないか。
本日は料理しながらDigを聴いていたわけです。さきにも書きましたが、神保さん休みの火曜Dig.外山アナは頑張っていました。そしてテーマは「若者は不幸じゃない」みたいな。幸せについて考えるみたいな。幸せなんてそれぞれなんですよ。他人がオレをみて不幸そうだなあなんて思う権利はない。同時にオレが他人をみて幸せそうだなあと思う権利もまた無いのかもしれません。
ともかく、他人からどう思われどう評価されるか、それは、最早遠いところ、に、捨てていけ」
Q「と、自分を叱咤しているわけですか」
A「そうです。オレはやっぱりどう考えても「静かに」生活できるような性格ではない。と思う。」
Q「静かに、というのは、植物的な、最早現世利益を求めないような、恋愛とは無縁の、こつこつ仕事だけしている、そんな感じですか」
A「金がほしいモテたい、そういう欲望がいくら仏教的にはまったく意味のない欲望だと教わっても、それでもそう簡単に捨てられるわけないじゃないですか。」

 
Q「まあでも、そのあとに離婚しちゃったり、慰謝料を大金はらってたり、浮気でずたずたになったり、仕事を首になったり、いろんなことがありますよね、そういうことを思うと、やっぱり仏教的な真理は間違っていないんじゃないですかね」
A「そんなことを結婚問題で考えてる時点でもう救い難い変わり者だと思いますが、そのあたりも、問題点だと思うのです。ふつうそんなことを語っても理解されない。しかし語りたい、誰かに語りたいのです」
Q「そんなん日記に書いてればいいじゃないですか」
A「そうですね」
いったん終わり。