あさ2

マツコ・デラックスの出たいいともの録画をみた。
マツコとタモリについて。マツコは寂しい生活をしていると言っておりそれは多分どんな言葉を使っても大勢に届くものではない。と思った。
そもそもお昼のテレフォンなんとかで寂しさについて真剣に語ることなど無理なのだ。無理を承知なので、趣味はないのかという方向に行き、ジオラマの話になる。森ビルのどっかに港区大ジオラマがあると言って、マツコはどうしてもそれが見たい。タモリの権力をつかって見せろと言う。ブラタモリあるいはタモリ倶楽部でロケにいけという。そして自分をゲストに呼べと、ねだる。駄々っ子である。かわいい。
おそらく数ヶ月の間にこの企画は実現するだろう。タモリがマツコを可愛がっているからだ。可愛がっているとしか思えない。タモリは普通にマツコと体重の話をする。また太ったんじゃないか。
普通に「太ったんじゃないか」と言うのは悪口に聞こえることもある。しかし、それを恐れて、何も言わないのはディスコミュニケーションだ。
マツコの周囲にどういう友達や仕事関連の知り合いがいるのか知らないが、おそらく、タモリくらいのニュートラルな感じで言葉をかけてくれる人は、そんなにいないのではないか。
というか、肉親の愛ほどの愛憎もなければ、恋人のような重さもなく、大家みたいなものではないか、大家と店子。
そのくらいがちょうどいい。