ついったのプロフィールにも書いてみたが最近はもっぱらアニメとラジオである。
冬のあいだ、登山は休んでいた(今後は未定)。
アニメは面白い。日本という国に住んでいるからこそのアニメの面白さである。まあ海外にいたとて、ネットで拾うわけだから、どこにいても同じではあるのだが、しかし細かいところの「空気」感については海外に在住していたらかなり違うであろう。
どうだろう。
今季(春)の新アニメ、どうだろうか。かろうじてみているのがルパン、夏色キセキ。ルパンは菊地さんの音楽のため。夏色、スフィア。どうだろうか。オレはユニットとしてのスフィアにはなんの魅力も感じないのだが。そもそも誰がいるのかもわからん。わからんがこの夏色というアニメは場所と夏と温度と湿度を感じる。いいことだ。
ラジオ。Dig。毎日録音している。復活したrazikoで、録音している。
オレが個人的にシンパシーを感じているのがTDCである。藤木TDC氏。木曜担当。今週はスペシャルウイーク(聴取率調査週間)。木曜日は「居酒屋」だった。TDCの得意分野である。
録音したやつをきく。
くるまできく。家でもきく。
TDCといえば、さんざん外山アナから冷たくあしらわれた結果、相手役が江藤アナに代わって、さてどうだ。結果としてオレは江藤さんに感謝したい。彼女の、「どうでもいいあしらい」は見事である、しかも必要なときは空気になってくれる。
それはそれとして居酒屋というテーマ。月曜が「リスナーの生電話受け付けるよ」火曜が「原発再稼働の是非」水曜が「北朝鮮」、金曜は「特捜の闇」であるよ。
どうなのかね。
木曜がいちばん、庶民でありバカであり、いってみれば下の方である。やくざとか実話雑誌とか。
おそらくは、そういう目線について、配慮できる人材としてのTDCの登用なんだろう。
つまりそういう「下の方の社会についての目配り」をちゃんとしてくれる人はそれほど多くない。
上の方はいい。上の方についてはいくらでも人材がいる。
下は、いつも、たいがい、無視されたりスルーされたり、どうでもいいと思われたりするのである。
下、貧乏人である。教養とか関係ない世界である。
であるが、それはそれとして「人間のつきあい」の世界である。やくざとか、その典型である。
下というのは、困っていたり、貧乏だったり、トラブルがあったりすることのことである。
下を、誰にでもわかるように「すくいあげる」作業は、あまり金にならないので、やりたがる人が少ないのではないか。
紙媒体の仕事ください、の人は、やっぱ他の人がやりたがらないところを狙うしかないんだろうと思われる。オレもそのへんを狙うといいと思う。