ゆうがた


木崎湖にいってきた。
おねティー10周年イベント( Ecclesia -エクレシヤ-)。というのは理由付けであって(オレはまだおねティーを全部ちゃんと見ていないのである。・)、出かけたいだけである。
 
9時前にはとくせつ駐車場に入った。
もう会場前は列ができている。10時開始だけど。
 のちほどわかるが、列は「前の方ですわる」権利であって、キャンプ場は広いので、後ろでぶらぶらしながらいくらでもステージは見えるのである。これが田舎のいいところである。
 
 思っていたこととしては木崎湖の裏にひろがる小熊山の林道をランニングして登ることだ。つまり2w後のリハーサルである。
 かなりきつい。
 しかしなんとかなる。
 
 1時間とちょっとで、写真にもある「景勝地」に着く。ここは、パラグライダーの出発場として知られている。木崎湖湖面から標高にして500〜550mは差があるので、飛んで、遊んで、おりるのにちょうどいい。
 初めて見るが、見物して、テイクオフをみていた。はじめは進行方向に対して後ろ向きにスタンスしている。後方の幕を、紐引いて、愚一(ぐいっ)と持ち上げて、幕が上にあがったら正面を向いて走りだす。
 そしてガケを駆け降りるーーーーと、幕が空気をうけて浮き上がり、揚力が発生するようだ。
 うまいやつはうまい。
 
 ここまでは膝も痛くなかった。
 
 その後、膝が痛かったり、股関節がきしんだり、いろいろあった。林道はつづくが、いいかげんどっかでショートカットしないと木崎湖に戻れない。下調べゼロである。三方分岐があって、「猿ヶ城跡経由、海ノ口へ下る」道があった。山道。まあいいや、で、進む。
 つまり登山道下山道である。
 このあたりで膝が痛み走れなくなるのであるく。
 
 迷いかけ?と思いきや道はけっこうしっかりしていた。それでもはじめての道は不安である。人家が見えるとほっとする。
 
 結局、Y山崎でドリンク補給して、木崎湖一周歩きとおした。
 ゆ〜ぷる木崎湖で風呂をあびる
 けっこういいところである。露天はともかく、中の湯船が広く、そして窓際に長い一本樹がドーンとさしつけてある、これにひじを乗せて外をみつつだらだらするの最高。
 
 迷ったが、これで丁度10周年イベントはそろそろお姉ちゃん登場の時間である。
 痛む膝をおしてキャンプ場に向かう。
 
 林の中のステージはいいかんじだった。お姉ちゃん登場、浴衣、白地に細かい赤やらの点々のちりばめられた、帯はサーモンピンクというのだろうか、美しい。17歳。
 おはなし(サイコロトーク)をきく。
 その間にもオレはてきとうに湖に浸かったり足を乾かしたり桟橋の写真をとったりしている、桟橋は17という数字の形なのである。あははは。このことへの言及もあったね。
 
 こういうイベントで無料というのはたいへんにいい。人数も適正である。混みすぎてない。
 そもそもおねティーで10周年だからということで聖地までわざわざくるやつはけっこう貴重な人種である、そんなに人口いない。
 でもいる。
 
 オレはあるいて湖一周したからこそわかるのだが、やっぱ聖地が好きな人はたくさんいるし、海ノ口でも稲生でも、駅をうつしたりむーびーとったり、またY山崎にきて写真をとったり、本日は多くの人がイベント会場だけではなくその周辺でいろいろに活動していたのだ。
 
 もちろん痛車も山ほど。セクシーすぎるみづほ先生とか。あんなん街中を走っていいのか。ってゆう。興奮した。あの夏関連の痛いのもたくさんいたよ。
 
 それはそれとして木崎湖はひとつの「夏リゾート」であり、釣りする人、ボートのる人、ウエイクボードの人、カヌー、いろんな人がいて家族連れもたくさんいた。
 
 とてもいいところだ。
 
 そんな中におねティーは完全に根付いていて定期的に盛り上がるエピソードとして定着している感がある。
 
 オレも木崎湖は何回かめだが、あるいたり走ったりしてちゃんと見てまわったのははじめてだ。
 
 キャンプ場と桟橋はとてもいい。子供も大人も湖のひんやりした水に足をつけたりディレクターズチェアでのんびりしたり。
 
 基本的にそんなに暑くないのである。高原のおかげである。
 
 あの夏で待ってるもこの一連の感じに倣えるだろうか?10年後も、記念イベントが開けるだろうか??それにはまず、小諸に「中心となる位置」が必要だろう。おもてなし陣屋はいいところだが、永続的にあの夏で使えるだろうか?どうだろうか。
 木崎湖についてはもうキャンプ場が永続的に近い感じでずっとおねティー関係のことはやらせてくれるだろう、メリットがはっきりしているから。

 乙女湖公園あたりに、確固たる固定された基地みたいのつくれないのかなあ。