もう時間的にはよるなのだが、まあいい。
時間なくて朝よめなかったジャンプを読んでいる。
斉木、おもしろいな。照橋さんがここまで大きくなるとはねえ。
トリコ、これは戦いつつサニーが成長しているということの試練なんだろうけど。いいけど。いいけどもう料理とか関係なくなっちゃった。わるいジャンプマンガの例である。
いっぽうでソーマはまだ料理がおいしそうでまあいいわ。
女子もかわいいしね。
さいきん、とみに「カタログからえらぶなんてそんなんが本当にやりたいことなのかね??」っていう話に影響されている。
アドルノ/ホルクハイマー。
でもさあ。ジャンプがどうして面白いかというと、徹底したアンケートによって、「面白い多数の支持をあつめたもの」だけをそこに集めたからジャンプは面白い、という単純な話がある。
サンデーが部数を減らすのはそうではない方向で「これが面白いはずなんだ・・きっと・・」とか思っておる編集者によって誤った戦略が審査を経ずして実行されているからだろう。きっと。
あまりに事態を単純化している。
テレビと出版物にしか興味のないおっさんの戯言だと思ってくれればいい。映画もいい。
オレは1970~1980'sのあたりのアメリカなるものがかなり好きである。
それはきっと自分の体験が見たものが記憶がそうしているのだ。
たとえば昨日みてきた「アルゴ」は1980を舞台をしており、当時のアメリカにおける成人男性のはやりといえば「ジャケット」「ヒゲ」「タバコ」「バーボンかウィスキー」「わりと長髪」「テレビを夜に見る必ず」「そのテレビは三大ネットワーク」「NBCとABCとCBS」「リビングにはテレビ」「テレビディナー」「離婚とか、面会権とか」「遠くにいる息子」みたいな。
モノを列記しているだけですが。
なんちゅうか匂いなのである。多分、ジャケットの繊維の匂いがもっとも象徴していると思うのだ。男性の成人がすごしている世界の匂い。
そのころはアメリカが世界であり、ライフであり、完成形が一旦できてしまったのであり、それは別になんか足りないものを欲していないものであり、
よって欲望は充足していて、
そこに悲劇があるみたいな。
退屈か。
そこに帰ってくる。
いやさ、いまや、アジアでさえも「高齢化社会」なんだってさ。タイなんかは、人口ボーナスを享受する暇もなくいきなり高齢化に突入してしまい、社会インフラの整備は間に合わなくて、これからが貧困高齢者問題に直面するんだってさ。
タイなんて、もっとも「肥沃な国土、農産物の豊潤さ」に満ち満ちた国だと思うんだけどね。緯度的に最高の位置。
そんな国でも人口の増減にふりまわされるのだが、
もっと大きいスパンで考えると別に増えたり減ったりを永遠に繰り返すともいえるのである(ライフゲーム)。