あさ2

甘い生活 2ndSeason」3巻出てたので即買った。面白い。ひたすら面白い。
 
いろんなサブヒロインが出てきているマンガだがこんかいのサブヒロインは藤田霞ちゃん。幽霊と会話するロリっ子建築士下着の快感に悶絶す。
 というのはいいんだけどこの漫画のもっとも面白いところは、バイオレンスでもなく金の快楽でもなく、ただ単に「女性が性的に肉体の快感が絶頂する」ところだ。
 それは万物どの女性でも年配でもなんでもそうなのだ。
 というのは勿論現実にありえることではなく、だからこそフィクションであり、また現実に想像できるものを越えている。あまりに。
 ということは超越的ということでつまり神ということだ。
 
 神=江戸くんのまわりには当然とりまきの人間とか神のことばを伝える巫女とか必要だ。まあでも江戸くんからみると若宮さんは「最初のヴィーナス」なわけで女神なんだけど。
 
 で、若宮さんは巫女なのに神に恋してしまったので当然永遠に(おそらく最後の最後まで)その恋は成就しない。いい仕組みだ。長続きする。
 
 あと神は現代においてビジネスの達成でどんどん大きくなっていく。
 
 そのへんはそのへんで面白いのだが、しかしまあ話を戻して、今回の藤田霞ちゃんはいままでのどのサブヒロインとも違っていて、現代っ子で、要求はドライで、酒は飲むし、決して神を所有したいとは言わないが、それでも快感は快感で、ものすごい感じてしまって死んじゃうとかいうし、絶頂ってそういうもんなんだろう、
 で、これはR−18エロマンガとは何が違うのだろうか。

 乳首はえがかれるし、セックスは滅多にしてないけど、まあ女体が気持よさそうにしているのは同じである。
 目的の違いだろうか。
 エロマンガは読者が気持よくなるのが目的なのでキャラは従属的というか読者にとっての望まれる方向が重要なんだと思うけど。
 「甘い生活」は、すべてのサブヒロインたちとヒロインが「気持ちよくなる」ことが目的だ。神はそのように日々制作をしている。そうだねえ。それが物理的な下着の作成でしかもそれを徹底していくと最終的にすべての世界中の女性が気持よくなるわけだ。そういう世界に向かってすすんでいる。大河ドラマである。章だての。
 そういうエロマンガはなかなかないだろう。そうだ、読者はただマンガをみて世界の流れを「横から見る」感じだ。
 
 にしても霞ちゃんはエロいね。現実的なエロさがある。若宮さんはどうも完成形すぎてあかん。