よる3

問題なのは、いつ、それを検証するかだ。
 
つまり、老齢にして単独である状態をさみしいと思うことは、その本人と、あるいはその人を見る対象としている人とでは全然違う。
 
 老齢になってからそうような境遇になるのと、それを脳内で想像するのは全然違うといいたいのであった。
 
 孤独はぜんぜんいいものだ。
 
 他人からとやかくいわれないだけ、いいものだ。
 
 他人からとやかくいわれない安楽を知るものは少ないので、なかなかこの「とやかく言われないしわわせ」は秘として密なる蜜になっているのである。
 
 しかしまあ行政が介入してくるリスクはあるんだけどさ。
 
 日本の行政はお節介なのでいかん。生活保護を水際作戦でしのぎきるのであれば、生活困窮者は全部捨ておく態度を徹底してほしいのである。
 
 孤独死万歳。