同僚と、定時すぎの残業タイムで話したが、どっちにしろメンヘラ風味だったのであまり快濶にはすすまず、しかし野口みずきは棄権したのであった。
スクワットジャンプだけして風呂はいって帰ってきて、録音のラジオをきいている。NHKFMにてやってる「エイジアン・クルーズ」。いわゆるエスニックの音楽である。主に弦楽器の響き。そして打楽器。そして吹奏のうちの「管が細い」系統。プー。
音楽には魔力があるのだが、多分それは倍音の響きにあるのではないだろうか。
オレは伊集院信者であるのだが、ラジオをきいていると、音楽には「鳴ってる音と、その鳴ってる音たちの複数の音の響きによって発生するところの鳴ってないんだけど発声してる音」があるって話を。それが倍音ですよ。
とつぜん話がかわるけどオレが外回りでまわってる家の多くは困窮家庭で、障害者1級とか精神科とかがまったく多い。
そういう家には多くの場合にヘルパーも入っているし訪問看護も入っている。介護保険最大活用である。
そういう家にくらすやつらはなんというか鵺みたいなもので、生きているが、どうやって生きている状態を保っているのか、まずなにかを自分でやろうという前向きの精神力が失われている(まあそれが疾患なんだけど)わけで、
そういう人に、「もっとがんばれよ」とかいうのは無駄だけだと皆わかっているので、とくになにも励まさない。いまある生きている状況をどうやって長引かせるのか、だけを念頭に活動している。
これが全国どこにでもある精神障害者の老人の介護保険の金のつかわれかたである。
音楽の魔力でどうにかできないものかねええ。