よる3

結局、油受け皿に縦にまっすぐ醤油ちゅるちゅるをぶっさして吸い上げるしかないのね。 
 油受け皿とは何か。それを知るにも知らないとわかんないわよ。
 
 ラジオきく。セッション22.みっどないどセッション。
 久田さんがきて「不良少女白書」。久田さん南部さんはちゃんと「ホットロード」世代なのだがチキはずれているので発言もずれておるよ。
 南部さんはモロ直撃世代の女子なので言葉に重みがある。
 久田さんは古典として読んだというがもちろんベースがあるので大丈夫。
 オレはその世代ではめずらしく少女マンガ読み男だったのでちゃんとリアルタイムで読んでます。
 そして和希ちゃんがかわいいなーーーと思いながら読んでいた。
 
 しかし実際にはオレは昭和45年生まれであり、この世代というのは、中学で荒れてて、保健室でセックスしてるような髪もスカートも長いきれいな不良のおねーさん先輩とかが校内をうろうろしてるそういう時代なのである。
 
 まあねえ。
 
 それにしても思うのである。80年代の豊かさを。
 アメリカは覇者だったし日本は高度成長の最後のあだ花だった。
 ポップミュージックも日本の歌謡曲も、
 マンガも映画も、
 それこそ雑誌文化だって、
 それからスキーや海水浴のレジャーだって。なんでもあったし。
 
 いま思いだしたがオレは都立高の高校生だったが高校生のうちに同級生や後輩たちだけでスキー旅行にもいったし海水浴にもいったしバイクももってて走ってたし(50ccでしたけど)、映画も見たし雑誌も読んだし、テレビは見たしビデオも借りたよ。富士そばも食ったし。
 
 なんだこれ、である。都会の高校生はまるで大学生のようだったのだ。
 
 まあでも比較はできない。オレはいまのわかものについてはまるで何も知らないからな。