ひる

雨日曜。
 
雨。雨ごときでなんだと思われるでしょうが雨はあまり好きではなく。まあこのあと(ビールのんでるので)歩いて買いものにいくのですが。雨の中を。傘さして。それはまあまあですね。
 
朝おきたら。昨日の夜に酔っぱらってつくった茄子じゃが芋ヤキソバの残りが床に散らかっているのをみてげんなりする。げんなりもしますよ。
 かんたんマイペットをスプレーして掃除する。
 
 しかしこのフローリング床、なんだかマイペットをかけたらツヤを失った気がする。今後の掃除方針としてもそれ専用のほうがよさそうだ。
 ホーマックにいくといろんなのを売っている。ワックスとか、クイックルワイパーのワックスタイプとか(いろいろあるんだねえ)。・結果、あんまり本格的にワックスまでかけて丁寧に手入れする気もないので「フローリングマジックリン つや出し」を買ってくる。掃除しつつツヤは出したいのである。本当はワックスの方がいいのはわかっておりやす。
 
 車で読書、「秋期限定栗きんとん事件(下)」読了。
 後味のわるいものとかいろいろ読んできたと思う、「ペット・セメタリー」のラストはすごいヤな感じだったし、映画「ホーリー・マウンテン」もなかなかのものだった(あっけにとられた)。
 しかしこの栗きんとん事件はねえ。
 読めば読むほど小佐内さんって人がどんどん悪魔よりも残酷にして非道な人であるに見える、
 小鳩くんは怖くないのかな。オレは逃げたい。
 
 ジャンプ。34号。
 ハンターのために買っているもののそれ以外のいくつかはなんとなく面白かったり興味をひかれたりする。ブリーチ、井上さんが恥ずかしがるのはとてもいいと思う。露出狂でもいい。斉木、「チケットを渡してデートにさそおうとしている照橋さん」がなんだかすごく純情可憐に見えてしまう。いや実際そうなのか>?どうなのか? 武士、磯部、えっとオレの記憶が混乱しているがあの「ムラマサを探しに」いくのはどうなったんだっけ? 暗殺教室が100話。おめでとうございます。大ヒットおめでとうございます。死神こわいですね。どうすりゃいいのかしら。ブラジルから先生が飛んで帰ってくるのかしら。最後までにはくると思うけど。
 
 そんな感じか。
 
 いま花王のページみてたらかんたんマイペットは直接フローリング床に噴射するなと書いてあった。さきに言ってくれ。
 
ハンターハンター。やりたいことがある奴はすげえなあ。この漫画の面白いところは「考えられないような、スケールでいうとおかしいレベルの奴らが、戦ったり口論したりするところ」だ。戦うだけではない。口論する。口げんか。論理的に屈服させることもある。そして戦うこともある。ビスケによる、ゴンとキルアの修業とかすげえおもしろかった。戦うとビスケには敵わない。ビスケが二人を教育する手順は明確で強さの解説もまた明確。論理が通っている。だから面白い。戦いだけだと面白くない。オレがトリコのことを好きでない理由はトリコには戦いしかないように見えるからだ。
 もうひとつ。ワンピースのこともあんまり好きではない、その理由は、ワンピースに存在するものは戦いともうひとつが感情だからだ。感情はたしかに人のこころを動かすだろう、しかし、感情には時に論理が無い場合が存在する。理屈じゃない、みたいな。
 もちろんハンターハンターにも感情はあるんだよ。でもそれは前面に出てこないようにしているし、そして、もっと大きい形で論理がある。論理ゲーム。
 殺し合いにも理由がある。
 組織になったり、組織間の対立になったり、それごとに理由があって人がうごくには理由があるんだよ。感情だけでは片づけられない部分が。それがミステリの構造だと思うのだが。
 
 もっとも、真剣になればなるほど、じつは感情の方が奥にあってみえなかったものが見えてくるのかもしれないが。
 
 真剣さは大事なことだ・たぶん。