よる

帰宅した。



いやー第28回浦佐温泉耐久山岳マラソン(ハーフ)、いい天気でしたよ。タイムは2時間46分。どうですかこのヘボランナーっぷり。胸を張ってヘボですといえます、
予想どおり左腸形靭帯は痛くなってきたよ。がくんがくん。
 
終わって食うトン汁と炊き込みご飯弁当のうまいことといったらである。
 
新幹線で帰る。道中「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」読了。
人間が他人とつきあうことについての本である。他人というのは異性であり同性であり、父であり母であり、そして同僚である。そして過去の自分の振り返りである。
 いいたいことをズバズバ言うことと、それが正しいことであることと、説得力があることと、他人が動くこととの間には関連がない。
 他人は他人であり、他人とつきあうのはいつもむつかしいものだ。しかし、あきらめたり、嘆いたり、また自暴自棄になる必要はない。
 結婚ができなくてもそれには100の理由があるし、それはべつに罪ではないし、人はそれぞれがそれぞれの方法でやっていくしかないのだ。
 
 基本的にはオレはジェーンさんを尊敬している、その上で「独身老人女性のパラダイス集合住宅」について。結局夢のような想定で動かしていてもそこでさえ終の棲家にはならないというきびしい想定。現実はもっと厳しいけれど。
 
 盛岡でちょっとのりかえ時間があったので立ち読みにいき、
コミュニティデザインの時代(中公新書)、
「ひとの居場所をつくる: ランドスケープ・デザイナー 田瀬理夫さんの話をつうじて」
地方消滅 - 東京一極集中が招く人口急減 (中公新書)
 などを見ていた。
 
オレには直接なにかができるわけではないが、宮古市というところについての、「地方の実態」を社会学的に考えることとか、遠野でやってるなんかかっこよさげな馬の事業とか、なんか、ともかく、わからないなりに考えてみたいこともあったりする、バカなりに。
 
 つまるところ人間が老いていくし地方もさらに老いていくのでありんす。
  
 ジェーンさんのように考え方を形にできる人もいるがオレには単著を出す力がないのでとりあえず考える。仕事は日々の落としどころをつくる。同僚に助けを適切に求めていけるような形式について考える。オレがなにがわからないのかを考える。治療的自己ってなんだらほい。
 
 マラソン大会から帰ってきてその日の夜に洗濯しているとはオレもマメになったもんだ(必要にせまられている)