よる

もちろん言いたいことはたくさんあるし、できれば人間を相手にして聞いてほしいし、でもそんな相手はいないし、
 
人間がいないしロボットもいないので、
しょうがないから日記に書くのである。
 
さて今回の旅のいろいろ。まず高知県は遠いが飛行機はたやすくトラブルを起こす。今回の羽田から高知への飛行機の遅延の理由は「無線計器の故障」だった。
 
鉄道はいいんだけど、10月の高知県は天気が良すぎて列車は冷房を必要とする。夕方の土讃線も、朝の土讃線も、特急の車内はときどきTシャツでも耐えられないくらい熱かったよ。。。
 
 そう。走っていても、10月なのに蝉の声はするし、なんか暑いところは暑いし。一方でススキの穂はふわふわしているし、田んぼの稲刈りはおおかたおわってはぜ掛け中であるし。
 
 旅館。昭和で一泊、中村で一泊。昭和の旅館はマジでアレだ昔ながらの昔やど。部屋にテレビもなく。トイレはくみ取りで。まあそれはいいんです。
 風呂も小さい一人用が2個あるだけなので順番待ちだし。
 
 でもいいんです。カツオのたたきが冷凍で出てきたときに解凍が十分じゃなくてもいいんです。いい感じでありましたよ。しかし昭和って遍路ルートになってるのかねえ。る―とにしてあげればいいのに。
 
 一方、中村の民宿は駅のすぐそばで、サーフィン客なども受け入れている感じでした。
 
 慣れている。しかしインフラとしては風呂がやはりネック。大きい湯船を二個つくって男湯女湯とするまでにはいかないのだねえ。
 でもいいです夕食も朝食もおいしかったです、
 
 JTBがおおかた中村市内の宿をおさえてしまって対応するという方式に異を唱えるつもりはない。たぶんそっちのほうが合理的だろう。宿の数は限られている。
 
 しかし。
 
たぶん、年に一片のマラソンで沸き立つよりも、もっと、なんか、熱が低くても低温でもいいから年中継続して盛り上がれる感じが必要なんではないか。はたはいいところなんだけど。幡多。高知県西部とったんの地域のことを幡多という。
 
 馬路村が「今年も柚子の仕込みだぜ」柚子まつりをやるよ、という宣伝をみた。
 高知家。・
 観光とかそれにまざった生き方さがしとか。
 
 一方で。歩き方走り方について今回多くの人から学び。ゆっくりのままいくことがいかに重要か。途中でちょっと走ったりすると痛い目にあう。まさに文字通り痛い。
 とてもいたい。
 
 なんでもいってみるものだ。いってみないとわからない。ウルトラマラソンにつどう方々の世界。宿にとまってしらない人と夕食の机をともにして、じじいどもは語るのが大好きなので勝手に語ってくれる。おもしろい。ふんふんときいている。
 きいているといろいろとめどなく語ってくれる。
 
 おもえば浦佐のあの大会に3年連続出場しているがやはり二年目の2周を走ったときの前夜のあのへんなおっさんとおじいさんと同部屋だったときが一番面白かったな。
 
 浦佐の山岳耐久はある意味で他のフルマラソンとは異質であると思うべきだと思う、アップダウンのきつさは他の大会の比にならない。
 
ああ2015はオレは生きているのか、生きているのだろうか。わからんちん。