ゆうがた

あまりやらないことをやってみると展開として面白い。
 
昨日・
バスで盛岡へ。
ひる、カレーをいただく。チャルテン。有名店。1130の開店からぞくぞくと客がやってくる。
ハンバーグと野菜のカレー

焼き野菜が色もいいけど味もうまい、甘い。甘さはうまさ。
 
歩いて盛岡駅へ。新幹線。東京へ。
 アキバのホテルにチェックイン。米沢嘉博記念図書館へいく。三原順復活祭。
 
ぶるぶると戦慄する。わななき。この日記では何回もはみだしっ子について書いているがまたひとつ貴重な体験。三原順先生は1952生まれ。昭和で言うと27年。いまご存命だとすると63歳くらい。プロフィール。
 http://www.meiji.ac.jp/koho/press/2014/6t5h7p00000i65b2-att/20150204.pdf
カルチャーとしては60's〜70'sということが中心になるんだと思う。ビートルズビートルズ以降。
 
オレは姉の影響で花ゆめコミックスにはまった口であるのであまり同時代体験という感じではないし、おまけに中学で突然アメリカとか行ってしまっていたので、たまの日本帰国で本屋に行き別冊花ゆめを手にとって「Part18 と Part19 の間」とか読んでしまってこれなんだ?ってなってる感じだった。ガスビルサ〜ラにあった本屋だ。なつかしいのう浜松市の当時。
 
ともあれグレアムがひね曲がってしまったのにはそれ相応の理由があるから彼はあらゆるお姉さまがたから愛された。アンジーはその華麗なる美しさの中にある無力感ややけくそ感から愛され、サーニンはそのまっすぐさと純粋さと寡黙さから愛されマックスは。以下略。
 
三原順復活祭にみる展示でのグレアム君はだいたい温度が低く苦しみや苦悩とともにあったグレアム君である。しかし最後に「オクトパス・ガーデン」の原画をみるとなぜかほっとする。多くの苦悩があって死をいつも意識していた彼だがおそらくはそのまま自死してしまうことはなく生き残っていっただろうことが示唆される。それが救い。
 
まあそれで美麗なカラー原画をみてわなないていたわけです。
 
夜、専門学校の同期会にいく、たくさんあつまっていた(いないのは3人だけという奇跡)、皆だんだん出世したりしていておやあららすごいね。しかしみんな基本的にまじめだね。すげえわ。
 出産して仕事復帰してる人もいるし、主任だけど上がいないので部門長になってる人はいるし、障害者野球に関係してる人はいるし、介護予防系だって避けて通れないし、子供はうまれるし、家庭は形を変えるし、40代だけどわかわかしくランニングしているし、まあいろいろいる。
 
二次会三次会やっててスナックでカラオケして深酒してタクシーでホテルへ戻る。
 
今日、朝は二日酔いでどうもならんのでころがっている。やっと朝食食いにいく。ああ、どんどん朝食のレベルが低下している。もうどうにもならんと思う、たぶん。あのホテルで朝食くうことはもうないだろう。
眼鏡屋にいって修理してもらうつもりが二日酔いがあるのでやる気が低下してそのまま東京駅から新幹線で帰宅の途へ。
 
今回の買い物。まず昨日が大森のアトレで財布類みてたらショップのおねーさんに声かけられてそれがまたうまいのでオレはそこで財布とキーケースとめがねケースを買った。おねーさんとトークしているのは楽しい。人の意見をきくのも楽しい。
ついでにアトレの中でハンドクリームを探してとある自然系の店にふらっと入るとまたそこでおねーさんから声かけられる、ちょっと話すが針葉樹系の香りがないのでやめるがパンフレットをもらう。
 
今日は盛岡駅で店にはいってハンドクリームを探していると「手であたためて表面を溶かしてそれを手にぬりこむ」タイプのやつをおねーさんに紹介してもらう。おねーさんは自分の手でそれを温めて溶かしたやつを嗅がせてくれたりそれをオレの手に塗りこんだりしてくれた。サービスいいな。といういいセールスでいい気分でいっこ買ってみる。冬はハンドクリーム必要ですね、実際。
 
ショップのおねーさんという職もすげえわ、尊敬する。うまい。人をいい気分にさせるのがうまい。オレがおっさんだからであるが。