晴れるとあついな
まことにこれは信仰レベルの話なんだけど
オレが小学生のときは祖母といっしょに寝たり寝る寸前にNHK−E(当時は教育テレビ)で「きょうの料理」をみながらそれをメモしたりしていたものだが
それが記憶で
いまここで「きょうの料理」を見ている
同じ番組である
料理を「している」、その同一性に
縋ってみて
永遠はある
などと思いたくなる心情
こそが唾棄されるべきものなのだろう
同じ番組が長く放映されていることと
自らのノスタルジーをそこに投影した
くなることは全く別のものであるし安
心したい安心したくなるこころもちは
いわく
如何ともしがたい堕落