これから「この世界の片隅に」の
感想をすこしずつ書いていくこととする
 
キャッチフレーズとすれば
「死んでたまるか」である
 
「人ごろし」となじられたってなんだって
 
怒りが湧いてくるのはその怒りというエネルギー
が行き場をなくしているからだと思う
 
もうしわけなくて死んでしまいたいと思うことや
あまりにすべてがうまくいかない気がして死んでしまいたい消えてしまいたいと
思うことはしばしばあれどもそれでも生きていたいと思う気持ちが
なんの理由もなく腹の底からわいてくるのならば
それは死んでたまるかなのだろうなあと思う
 
あと憲兵という人間はかんぜんにきがくるっているようにしかみえないが
あの当時の人間の意識からみるとそれが当然の行動ふるまいなのだろうが
それでもやはりきまりをつくってそのきまりをつくる思想そのものがきがくるっているのだから
行動もやはりきがくるったような異様なものであったというしかない
その記憶をもつ人はいまでもたくさんいるし
記憶をそのままにしておけない人もたくさんいたし
映画にもなったゆきゆきて神軍の人もそのようにそのままにしておけない人だったのではないか
 
戦争と災害(Disaster)
どちらも国土を荒廃させる
国土には人も人心も含まれる