映画「ロマンスドール」について

新静岡セノバで鑑賞

以下ネタバレありますので万が一それみたくない人はここより去る去れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さてはじめましょう

 

・ふとしたきっかけからラブドール(ダッチワイフ)工場で

働くことになった男(高橋一生)。

・(きたろう)先輩から教えをうける

・役名 相川金次 金ちゃんである

 

さてドールのおっぱいをリアリティ出すために

モデルさんのおっぱいの型をとる

モデルさんは(蒼井優)^園子さんである

 

「医療用の人工乳房をつくる仕事」というたてまえを出す

 

金ちゃんの無茶ないいぐさで

「さわらないとリアリティが」

園子さんはOKしてくれて北村は園子のおっぱいをさわる

 

 そして好きになり

 

好きだという

 

ここが多分なにかそれファンタジー

 

いいんです

 

結婚したものの大切なことや

いいたいことを全部言うという夫婦ではなかった

 

園子がガンになるが

北村にいいだせない

 

ウソをついて検査にいく

あとそのころに浮気をする

 

北村もそのころウソに気づいて(ウソ外泊のあいだに実家から電話が

きてウソがわかる)しらん女と浮気を一回する

 

このしらん女が(三浦透子)またこれきれいな女で

いい役

 

さて最終的に園子と北村はやっと対峙するのだが

互いに「浮気を一回しました」と

ゲロっちゃう

このへんのシンプルな懺悔が21世紀っぽいね

 

そこでもう園子は

「ひとりになりたい」とかいって

離婚届けまで用意するのだが

そこにいたってやっと「ガンだ」と告白する

 

北村はやっと

コミットするーコミットしたいー全人間的に園子との人生を

まっとうしたいということを全面的に吐露するのである 

あとは

 

あとは離婚はやめて

 コミットして

たくさんセックスするのであった

「すけべな」とのちに北村から言われるのである

 

そこがいい映画だった

 

社長(ピエール瀧)がまたいい社長である

元警官で

適度に常識があり

適度に常識がない

 

渡辺えり)もいい味だしてる

 

なんだろう

 

セックスで興奮できない映画(なぜなら死がせまっているから()

なのだか

かれら彼女らのそのセックスは美しい

PG12 にするために乳頭や乳房や殿部は示されない

 それでもうつくしいと思う

あと

ドールに

リアルドール’(120萬円)に髪を植えるシーンとかぞくぞくするね

本当に美しい

 

そういう映画だった

 

山ちゃんはみたかな

 

オレにとっては

過去のふられた彼女が

山ちゃんファンで

熱烈だった

ことを今日改めておもいだした

もう連絡もとれないけど

 

懐かしむことのできる過去があるだけでも

それはいいんじゃないか

幸福感

 

 

 追記:

さて

正直いいまして

あれじゃんね

ラッキーで生乳を揉ませてもらって

それで

一目惚れなわけで

それで結婚したのに

「ままごとみたいな結婚」ってな

なんでやねん

 せっかく手にいれた嫁なんだから最初から

愛おしく慈しんだらよかったのに

 というのがオレの疑問であった

 

なんでほっとくかなあ

 

とはいえ

 

なかなかこの現世において

「なんでも言い合える」関係性など

夫婦だろうとそうでなかろうと

そんなのは

稀にしか

存在しない

 

辻希美氏の娘(長女)が

写真をみるだけだけど

太ももの発育具合とか

辻ちゃんの現役娘。時代にクリソツで

頭がくらくらする

 

そのくらい生命というのは溌剌としているもので

 

女子を嫁として手にいれたらそのあとなんかなんでも

新婚の興奮というものはないのかねえ

 

パターソンをみていないのが

つくづく悔やまれる

 

パターソンと万引き家族が2020の課題である(金はらって

サブスクで見るのもまたなんとも)

ディスクはね・・・

それもいいけどさ