発熱記30(完)

夕方17:00の熱を最後に測ってから

職場に報告しようとしたが

その前にLINEがきたので

現状報告して

医師から復職許可も出たぞと

宣言したので明日から

復職である

懸念は下痢だけです

なんとかなろうぞ

 

本日は秘密裏に朝ラー地帯の老舗にいって

ふつうのベーシック550円

なんてすてきなおみせ

だってオレだって昼飯くわないと

いきていけないのだもの

 

あと道の駅で「土の記(上)」

1章

やっとよみおえる

 妻は死んだはずで死んだのは1月で

いまは6月だという

地の文でそうかたりながら

地の文が自問自答している

地の文は主人公の心情そのものの揺れ動きをしている

人間の情念のような

いやさ情念そのもの

性欲を

迸らせるような

そんなものが

静かな農村に似つかわしくなく

かと思えば

太ったヘルパーが農村を50ccにのって

走る

朝食の世話をしに走る

親族のいない認知症老人は

飯でさえも見守りが必要だ

そんな現実

主人公も妻をなくして独居だ

72だ

しかし老いたりといえども

農業は破綻していない

 

発熱記は終了

(いったいなんでそんな38℃台の熱がでたのかしら・・・)