映画「アルプススタンドのはしの方」について

藤枝でみてきました

 

なんと周辺駐車場のチケットみせて割引で1200円になるとはね

これはうれしい

 

さて

 

ムービーウォッチメンでも絶賛でしたが

オレはちょっとなにかひっかかっていた

果たして見終わってもなにかがひっかかったままだった

 どこか いやむしろ

セリフ仕立てとか

演劇的にすぎる=これを映画で描く必要はあるのか?

 というやつ

 

いや それはイチャモンになってしまうな

 

なんだろう

 

高校生の青春

 

別に自分のソレ(もちろん後悔もたくさんあるし

楽しかったこともすごくたくさんある)

と比較してのことではない

 

それぞれ高校生たちが「後悔」や

「・・・・(悔しい)」を抱えていて

それが

野球の試合を見ながら

なんとなく語って話してぶつかって

なんとなくじゃないんだけどね

ウェルメイドな映画なのはわかってる

 

オレは何にひっかかっているのだろう

 

園田君のことじつはすきなんだと後から言い出すひかるだが

 

なんかね

 

主人公(名前はさだかではない)が

「しょうがない」と肩を叩かれるファーストシーン

 

なんか  もうちょっと高校生というのは

複雑なものだと思うんだけど

部活が演劇部でインフルエンザ部員(ひかる)のために

大会に出られなかった

そのシングルイシューだけで一つの映画でいいのかな

 

と思ってしまう

 

いいんだけど

 

勉強がとりえの少女は

1番だったのが2番になったのがそんなにショックだったの?

そこはよく伝わってこなかった

 

単に人間関係をうまくつくれないしゃべれないということの

ほうが

大きい問題点だと思う

 

園田くんにカノジョがいたのを知らなかったのだって

人間関係が希薄だからだろ

 

男の子にしても

控えピッチャーだったのが控えに甘んじてるのがいやになったから

やめた

そして合理的に他のことをやる

って

そこで

じゃあなにすんの

具体的なものが本人から出てこないところもなんともいえない

 

こうやって書いていると

 なんとなく

ひっかかることと並行してオレもこの映画

楽しんだんだなとわかってきて

よかった

 

考えることは重要

書いてみることも

重要だね