いま
たまたまつけたEテレは
野見山さんという画家のことをやっている
戦前
日本には公立の「美術館」はひとつもなかったんだって
画家として生計を立てるということが
どんなに大変だったことか
萬鉄五郎とかも大変だったんだろうなあと思う
野見山さんはそれまでいろいろな仕事で
画業が金にならんことをささえて
いまは老境にいたって絵を描いていけるし秘書もいるし
アトリエもあるしヘルパーさんも来るんだってさ
あれヘルパーじゃなかったのかな
「お手伝いさん」ってEテレが言ったのかな
野見山暁治さん
いま100歳(1920生)
財団もあるんだってさ
とはいえ藝大の助教授から教授になっており
俸給を得ているのである
そんなもんですね