アイドルのヲタやるなんてこじらせてるに決まってるのに 映画「あの頃。」について

(念のため:以下ネタバレを含みます)

 

ここから

今日みてきた

「あの頃。」の評をもしオレが書くなら視点はどこにおくだろう

といういろいろである

 

如何せんオレは元ヲタなのでそれを抜きにしては語れない

 

なぜオレはヲタになったのか

 

なんか浅ヤン(オーディション)みててそのあと

福田が卒業するとかきいたら

見にいきたくなったんだよね

 

はやいなって思ってた

 

しかし経緯は忘れたがはじめてみたのは

2000?1999?の夏のハロコンだったと

思う

平家みちよが一応「座長」扱いをまだされていたときだ

(なぜならぴあで買ったチケットの出演者に

最初に平家さんが書いてあったから)

そのチケはとってあるな・・・・

どこだっけ

 

史書によれば「ハロコン」の最初は

99年の冬らしいですお

 

よくわからんが

 

ハローのヲタとしては映画をみて

まず

あややのMVのDVDをもらって

劔くんはそれを見るわけだが

 

そのあとCD屋にかけつけるとさいしょにみえるのは

あぁ!

のポスターなのだった

 

あぁ! - Wikipedia

 

2003年にカノジョたちは結成され

 

えっとね

 

なかなかはじまらないのだが

 

仮説

 

「アイドルにいれこむ男は実生活がうまくいかなくて

考えすぎで文系なので体力で発散もできず

金も時間も体力もつぎこむ対象に初めてアイドルに出会ったのだ!」

という仮説である

 

まあアイドルは可愛いし歌はいいし

見てるだけで幸せになれるよね(当然)

 

これをオレは当然と思うのだがアイドルを通過していない人は

アイドルをそう思うだろうか???

 

こじらせとは何か?

 

考えすぎのことか?

 

オレがひっかかるのは

この映画では

主人公は 劔くんは バンドやってたけどヘタ?で

やめた?のかどうかわからず

大学を出て 出るときに就職活動したのかどうかもわからず

夜勤やってるという断片の情報しかないけど

つまるところ

フリーターなわけじゃないですか

それは彼にとってどういうことだったのか

受け止め方はどうだったのか

それがすごくなんか

軽いというか

 そのとき楽しいこと(ヲタ活動)が

あればいい 今がいちばんたのしい(キーワード)

のであればそれはいい

 

という気持ちはいいとしても

本人の現実に対するうけとめかたとかは

どうだったのかこの映画では分からないのである

 

コカドケンタロウのやってたイトウ(いい演技だった)などは

一応就職したっぽい恰好にもみえるが

実際にはわからず

 

こじらせ

こじらせってなんだ

 

オレのヲタ仲間はタクシー運転手とかあとは

けっこう普通のサラリーマンとかいちおう

働く社会人中心だったようにおもう

専門の学生(バイト)なんてのは

オレだけだったろうね

 

まあそれはいいんだけど

仕事というか就職というかそれは誰の人生にとっても

かなり大きい重石だと思うのよ

 

オードリー若林にこじらせのイメージが強いのは

「売れない長い長い期間をずっと考えつつも親と対立したり

しながらお笑いでしかし売れないというのは社会人としては

どうにもならない袋小路だ」と感じていたからではないのか

だからシャカイジン人みしりなんとかというエッセイ集も出して

しまうのである

 

こじらせ

 

劔くんは本当のところあややが好きという場面で一瞬マジのヲタらしい

ところを見せるが

その他のところは「ヲタ仲間とつるむこと」が好きだったんだと

思うのよ 

 

もちろん梨花ちゃん卒コンとかいろいろメモリアルなところは

あるけどね

 

あの高校?の先生やってる女性はなんか雰囲気あったけど

なにも進展もしなかったな

 

結局コズミンがもってってしまうのである

 

20年後の自分も出てきたけど

 

コズミンは現代の大阪にも(死んでるのに)あらわれる

 

劔くんはいまでも

ビヨーーーーンズとか好きなのかい

 

なんかなあ

 

わからないところが多い

 

こっちはもっと身悶える覚悟で見にいったのに

 

というね

 

しかしそれは映画のせいなのか

 

わからない