ひる

体調がイマイチで

道の駅に車を停めていたが

トイレにいきたくなりうんこして

もう一回うんこにいく

(やや痛みをともなうレベル)

そういうわけで

そこから自宅に帰るのだが

途中であちこちに寄り

各駐車場で

こまぎれに

「東京の生活史」をよむ

いろんな人がいる

それはいろんな人がいるのだが

各自なんとか生きているのはそれはそうだろう皆そうだ

 

困ったこともあるけれど

 

というか個々のパーソナリティによって

困ったことを引き起こす人もいるし

(借金 家族との諍い 男女の別れ)

特に困っていると思わないうけとめかたをする人もいる

満州からのひきあげ

毎日ピアノのレッスン

こどもの産みそだて世話

体育会で寮生活で無視

どれもきつそうに見えるがそれは外からの視線で

本人はとくにきつい耐えきれないとは思っていなかったと語る)

 

出来事の経験はそれぞれがそれぞれここに違うので

多い少ない

濃い薄い

 

とは

計れない

どんな尺度も当てることができない

どれも個別のものであって

どれにもそれぞれの固有の

個々にある価値がある

そういうのを下らないことばでは個性というのではないかもともとは

いまでは個性という言葉は随分汚されてしまって気の毒だが

 

と思った