金子みすゞとブランチライン

家で100分名著の金子みすゞ4回目を
みてから家をでて
体育館の駐車場
(広くてだいすき)で
ブランチラインの3巻とそのつづきの
フィーヤン2月号をよんでた

金子みすゞの詩は死後やっと
評価されるわけだがオレからみれば
擬人化が過ぎる

かかしが寂しそうとか
有る意味当たり前で
じゃあ寂しそうではないかかしなど
実在するための条件なんて
ぜったいみつけられない

犬も猫もことりも
鈴もわたしもみんな寂しくて当たり前ではないのか

とかいいながら録画みて泣いている
わけだが

つまり我々は全員1人であって
夫と子がおっても
自死してしまうみすゞがさみしくないわけがなく
それは誰も何もできないことで
幸福ってなんだわ
幸福なにんげんとか本当はいないんじゃないか
と思うのくらいだいまは

しかしブランチラインをみていると
キャラクターたちそれぞれみなそれぞれ

困難や苦難があるしどうにも
うまく行かないことがたくさん
あるけど
それはそれとして
肯定的に過ごすことはできる
のではないかという
ほのかな
灯火を
そこにみるような
気がする
んだ

この白っぽい漫画がね
あまりに白くて
なのにリアリティを感じるわけですよ
背景書き込むなんかより
ずっとおおきく
そう思うの
これは本当のまち本当のもり
本当のいえ本当の山
って
思うね

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