学習科学と身体知研究会はもともと近くにいた

ところでオレが学習科学(learning sciences)

に興味をもったのは当然『独学大全』がきっかけなんだけど

それの前に

リハビリテーションという分野があって

それは人間存在をみるときに

Man-Machine の構造でみるということがあって

人間は認知の動物であると同時に機械でもあって

命令がきたら単純にそれにしたがってうごくということがあるんですね

それは植物機能のように不随意性の運動もあって勝手にうごいているんだよ

それとは別に随意的な運動もあれば

認知機能というのもあってこれも

それを模してコンピュータがつくられただけあって

入力と出力でできている「機械」であるとはいえる モデル化すればね

 

リハビリテーションというのは運動というプログラム機能の

改善とかとりもどしとか再調整を行うので

それに関連しているんじゃないか?と思っていってみたのが

「身体知研究会」で

それが2012年のことだった

証拠は日記にある

sanukimichiru.hatenablog.com

 

そこからオレはそのあたりにも興味をもっていたのだが

それってつまり「再学習」であるというのは当然のことで

 

運動だけではなく認知機能つまり

考えるそして考えたことをさらにインテグレートすること

(インテグレート integrate とは統合であるが

ここでは複数分野にわたるオレの考えたいろんなことが

統合されることを言いたいらしい)

などの「一生つづく学習」がオレは好きなのだが

 

何を言いたいかというと興味の分野はあらかじめつながっていて

ネットワークとしてそこにあるということだね

 

何がおもしろいかというと人間という機械はさっぱりうまくいかない機械で

うまくいくときはブラインドタッチがおそろしくうまくいくけど

うまくいかないときは

本当に意識しちゃってぜんぜんうまく動けない人もいるし

脳が意識としてなんかこう

何に影響をうけるのかってすごく不思議でおもしろい

借金に死ぬまで苦しんでいる人は認知症になる暇がないということだ

 

ここにキーワード「暇」が出てくるのである

ああおもしろい

なんでおもしろいかというと

sanukimichiru.hatenablog.com

ということだ

 

なあ つながっているだろう

 

まあもちろん國分の本のほうにも

「暇」とは余裕でもある

つまり飢えてしにそうではない

ということが書いてあったような気もするんだが

 

まあそれはまた別の話

人間は宙ぶらりん状態と飢えと寒さと眠れないことに弱い

精神と肉体と感覚のコンジャンクション

(conjunction)

接続詞 結合 連結 (惑星の)合 (月の)朔

 

なんですか合とか朔とか

合:二つの天体がある観測点(通常は地球)から見てほぼ同じ位置にある状態を指す言葉

 

朔:太陽視黄経が等しくなること

つまり新月のことです