私案

みな~50代60代くらいの男性日本人~

みなそう言うのだが

「ライターとか文筆とかそういう

オレの独自の特徴ある価値ある他にない輝きのある

頭脳労働をオレにさせろ」

「シルバー人材センターのような誰でもできる賃金のひくい

誰からも尊敬されないような下級労働なんかしたくない」

「金をよこせ」

「オレのような特別な人材に金をよこさないとはなにごとだ」

「もうハローワークで職探しするのは飽きた」

こういったことを

みな

言うのである

 

まあ

それは

特にインターネットという場所が

とくに

「言語の文字表現に特化した情報の集積の場所で

人間の欲のひけらかしの吹き寄せになっている」

からではないかというのがオレの私案である

 

原子力が人間の制御できる範囲をこえた危険物質となって

しまっていまでも重大に隔離管理しなくてはいけないのと

おなじように

 

情報を扱うこととそれを集めることと制御することと

代替としての金銭をそこに介在させ

金銭をもって価値の代替としたこと

原子力と同じくらいに人間には管理できない「欲」の暴走を

生み出してしまってもうどうにもならない

とくに「宣伝」のような

 

むかしのアテネとかの民会に

皆に知らせる目的で

だれが

壁に

石にきざみつけて

宣伝文句を描いたであろうか

いや書かない

 

当時の人間たちにとって「宣伝」のような行為を

しなくてはいけない理由はなかったからである

 

というのはどうだ

 

当時のアテネには身分というものがあり

市民は市民

奴隷は奴隷

モノの多い少ないとか労働の多い少ないで

それが価値(値段)が変わる

ようなことはなかった

なかったのか?(要出典)

 

値段の変化こそが宣伝のはじまりではなかったのか?

いや供給の多い少ないか?

需要の変化か?

 

とにかく試論や仮説をつくるのはいいがオレの

根本の動機は

「宣伝と広告代理店なるものを憎む」ところだからな

そこが重要

私的な恨みが根本になります