意見をかえる2

つづきである

 

オレはまえまえから「ドキュメンタリーとかで

すごくがんばって何者かになった人の話」を

なぜ聴く聞かないといかんのか???

と思ってきたのだが

 

というのは

人間が違う人間なんだから「参考にする」ことなど

できない!

のではないかと思うからである

 

参考じゃなければ

他には

「ふーんと思ってみる」というのがあるが

それだけならいいんだよ

 

偉い人や努力した人や結果を出した人が

本を書いたりするんだが

それ読むやつはどうかしていると

思うわけで

だってそれ読んでどうなるかって

ふーん

と思うだけじゃんね

同じことできると思う?

できないよね

会社を興すのはできても

それで金儲けが成功することができるか?

できるとしたらそれは本人の度量と努力と工夫であって

本を読んだことを生かしたからではないと思うぜ

 

理由は違うコンディションで違う人間が違う時空間でするのに

同じ方法がうまくいくわけないじゃんね

 

だからオレがそれについて唯一それは正しいと思うのは

橋本治

「自分の頭で考えろ」と言ったことだけが

それだけが真実だと思うのよ

 

まあでも厳しいコンディションで生き抜いたサバイブした人の話は

ききたくなるね

その

スリル

という意味で

 

(Thrill)

a sudden wave of keen emotion or excitement, sometimes manifested as a tremor or tingling sensation passing through the body.

 

まさにキーン・エモーション

 

「鋭い感情」

 

それが体を貫くんだから一種の快感に違いない

 

そういうのって大事だと思うんだよ

 

いっこの意見や信条や主義や決意をずっとそれに拘泥していたら

そういう感じのことを味わえないんじゃないの

 

よいこと正しいこと自分にとって真にこれが重要であることにこだわる

んなら

それはいいんだけどさ

真であるかどうかは死ぬまでのギャンブルだけどね

 

たまたま一生のそれがうまくいった人だって

時空間で

それがたまたま合致しただけという「運」があるわけじゃん

時代が高度成長期だったとか

 

足が1本なくなったとか

 

鼻が詰まるとか

 

ねえ