カムイ伝の周辺

最近(2か月くらい前からか)

カムイ伝をしっかり全部読まなくてはと思うように

再びなってきて

 

いま手元に2冊あって

たまたま2冊ともちくま文庫なのだが

『白戸三平論』四方田犬彦 は古書で買ってきて

図書館でかりてきたのが田中優子カムイ伝講義』である

かさねあわせればわかることもあるのではないか

こうやって巨人たちがそれぞれに

それについて単著で徹底的に考察したいと思うくらいで

それ以外にもたくさんの人がカムイ伝についてまた白戸について

考え書いて研究しているのだから

 

そこにあつまって重要であることが確認されているということではないか

 

・モデルはひとつの場所ではなくて混合されている?

・日置藩(岸和田あたり)は大きさからいってそのくらい

・海にも面して田もある

 

・ただし養蚕や金山はその限りではない

・もともとは東北における北前船

 

養蚕がさかんだったのは

群馬福島長野山梨埼玉山形

だったそうだ

そのあと全国に(ブームで)明治になってひろがったんだろうけど

 

道理でオレが長野県民となってそこかしこでお蚕様のことを

話しに聞くわけです

歴史もあったんねえ