混乱2

ということを思ったのは

やはり旅のことで

 

ペルーの旅は歩く余裕なんてないから鉄道(まあ観光鉄道)やロングバスや市内バスにのることで行っていたが

ペルーの「店」は都市にあり

それ以外の「店」は観光地とバスストップ(定期観光バスのとまるところ)にあるのであった

観光システムがしっかりしてるからね

あとオレのみた街はおおきいところ(クスコ・アレキパなど)だけだったけど

うーん

 

一方で日本で歩き旅すればオレは日本のローカルなので

田舎のリスクを知った上で末端のほうまで歩いていけるのだが

末端には店がない(ペルーだって末端には店はないだろう)

だから

その地の人はどうやって生活品を買っているんだろう?

と思うのである

 

それこそオレはそういうことに昔から興味があって

ムツゴロウこと畑正憲氏は北海道の無人島に小屋をたてて

住むことにしたのだがやはり生活の品は必要で

たまに対岸のケンボッキに来るとよろず屋的なところを

襲撃してばんばんばりばり買い物しまくると書いていたが

その無人島生活で何が使ったかというとティッシュだというから

これが意外というかなんというか

まあ人間は食って出して寝る以外のところも大事というか

 

たしかに歩き旅していて花粉症で鼻水が出てきて

鼻の下に粘度の高い鼻水が垂れてついたままで

それでなんとか呼吸もできるけど

不快だ

ということがおおきくて

死ぬわけじゃなくても不快にはたえられないのでなにかで

拭きたいのである

ティッシュなら最適だよね

タオルでもいい

手で拭うとあとであらわないといけないが

洗うところがないとガビガビになるのさ

 

それが混乱だ

 

店は社会の反映

鉄格子がついてて

外から声かけて物を指定し

金を窓口に出して物をもらうという

あれはあまりに社会が不安定すぎてさあ

 

一方でインドのような

あんなに熱く混乱していても

人間とモノは都市にバラバラしており

屋台があり

屋台で必需品(水など)も売っていて

チャイ売りもいて

チャイ売りがまたこれ小銭にきびしいし

そのわりにはカフェで1ルピーおつり小銭がないからアメをよこしたり

少額貨幣が不足するそれがその国

いまの中国はホントウに末端の国民までぜんぶ電子マネーで払って

いるの?

本当に>>?