ということで
細野不二彦 ママ
で検索をかけているとやはり世の中にはなんでもあるもので
とくにこの「ママ」という作品に並々ならぬ
思い入れのある方もいらっしゃるのである
人生に必要なことは、細野不二彦から教わった。 ー『ママ』に寄せて - 漂えど、沈まず。
なるほどねえ
思えばこの作品の連載当時はオレは何歳だったかというと
高校生~浪人~大学生だったわけで
まあそれはもう杉並区だったわけです
中華料理屋もさんざんお世話になりまして(主に西荻の南口の王将)
だからそのころに思ったこと(負け犬にはなりたくない!)(しかし具体的な構想などは何もない)は
この作品の主人公のハギワラをちょっと憐れむかんじというか
上からみるというか
さげずむというか
オレはこんな感じになりたくないというか
いやさ
そう
そうですねえ
そういうことを考えていたわけだ
西片は一体なにを考えているのやら
(まるで実在の人物のように西片のどうしようもないところが
オレは気になっている)
(だってそのままではぜったいすべてにしくじっていくはずなのに)
(なのに高木さんと結婚できていて可愛いコドモまで)
(なにかおかしくないか不条理じゃないか)
(そのラッキーをオレにもよこせ)
と言いたくもなるものだ
52にもなってこんなことばかり考えているのである
笑える
笑えるのはいいことさ
雲が徐々に厚くなってきているがさっぱり本格的に降る気配もない