サンセット/サンライズ 展 2

本当にオレは写真家に疎い

山本糾

www.hinogallery.com

ふうむ・・

 

「引込線」という展覧会をやっていたんだね

いまはコロナで中止中

 

なんちゅうかね

オレが今回みた作品は

「白山Ⅳ」というもので

 

山岳の上のほうにいって

日没後の

山・池・空・雲を撮ったもの

モノクロ

でかい

しかも2分割

みると雲が動いているので時間がズレていることがわかる

でかいよ

 

作品をいろいろみてみると

いろんな写真があるが

水や水蒸気の自然における姿を撮った写真が

すごく

なんかねえプリントみてみたいねえという気になった

 

 

そういう意味では京都国際写真展にもいきたかったんだが

まあ

また来年ね

奈良原一高は人気でてきてるしどっかで出会える気がする

 

さて話もどしてあとサンライズ/サンセットで気になったのは

 

ダリ

「皿のない二つの目玉焼きを背に乗せ、ポルトガルパンのかけらを犯そうとしている平凡なフランスパン」

なぜこれがサンセット/サンライズなのだろうか?

朝食だから?

 

なんにせよ尖ったフランスパンあくまで堅くしかも

背には2つの目玉焼きをのせてまさにポルトガルパンの亀裂へと

進んで侵入していこうとしているまさにその瞬間が

小さすぎるキャンバスに

描かれている

 

まあアイデアというかなんというか

 

タイトルをつけるとそれ以外のものには見えなくなってしまう

と書いている人がいた(ネットに)

 

そこもまたすげえな

 

奈良美智の若いころ(ドイツいくまえ)の作品とか

ぜんぜんその後と違うし

 

あとあの人

イケムラレイコ

「黒に浮かぶ」他

の連作

黒の中に幻影のような

人間のような人がいたりいなかったりする

輪郭は無く

なぜか黒の中にline(地)がある

パステ

こういうのです

黒に浮かぶ | thisismedia

すごく記憶にのこる

 

すげえと思ったのは

すげえんだけどそれはどういう結果としての

(ぎょう)になっているの>?

と思ったのが

ローマン・オパルカ

オパルカ 1965/1ー∞

という連作(何個あっても全部おなじタイトル)

黒字のキャンバスの上に白で数字を

数字だと思うんだけど 1から描いていく

すごく小さい数字を何度も何度も重ねて描いていく

すると最終的にキャンバスはほとんど白(まっしろではない)に

なる

そして遠目には白の地に見えるがわずかに模様がある?>くらいの

ものだが近くにいってみると白の上に白で数字が書いて描いて

あることがわかるのだがちょっとでも離れるとそれは

文様でさえもないくらい淡い

こういうのを毎日毎日描き続けて

いったそうだ

 

いったい何のための?と聞いてしまうのはおそらく無意味のきわみ

だと思うのである

説明がアレなので豊田市美術館のサイトから音声ガイドを貼る

www.museum.toyota.aichi.jp

 

いったい美術(とくにコンセプチュアル・アート)とは

なんなんだいったい

思わざるをえない

スノッブでもいい

美術はおもしろい

奇妙だ

わからない

ぜんぜんわからないよ

 

でもオパルカのそれはキャンバスもかなり巨大で

それが3幅並んでいると

おお

三幅対

(Triad Pair)

に見える

 

わからんねえ