帰宅 カネコアヤノ

カネコアヤノ単独演奏会2022春の中野サンプラザ公演

から

帰宅

 

こまかいことはネットに上がってるし新曲もやったとの

ことで

 

まあ

正直いって

照明がものすごい凝っていたのは素晴らしいのだが

オレはだんだん加齢で目がわるくなっており

ステージ上のカネコさんが

まっくらな中にそこだけ光ってもあまりよくみえない

でも

色の淡きグラデーションをバックした布

と小さいひかり とスタンドライト1で

あらゆるものをみせてくれた照明

 

教会のような尖塔も

ステージだけではなく天井や客席壁もまきこんでおおきい森のようになったり

暗い部屋になったり

窓の窓枠の影が格子が歪んで映ったり

素晴らしい照明です

 

カネコさんはあいかわらずMCなし

最後のあいさつは肉声でありまして

アンコールは無し

そうだろうと思っていた

おわって時計みれば2025である

そう

コンパクト

 

なんというかね

歌詞の

 

永遠につづくものなどないから

この今のことは終わってしまうこととか

 

ゆくえ

をやったんだけどオレはこの曲がすごく好きで

あなたの4分の3でもいいから

というのが

全部じゃないんかい

というところと

服の布の皺を重ね合わせてというところが

エロティックで好きです

 

正直いって

客層が

カネコさんがだんだん人気が上がるのでそれに比してだんだん

悪くなっていく感じもある

ような気もする

大衆化

コロナがおわっていないのに

隣も前もつめつめの客席はオレには

やや

それはいやだなあと思う

両横と前と男性客でそれもいやだなあと思う

他人と接近などしたくないのだよ

前のやつの頭もじゃまだし

そういう意味でライブは

好きではないが

ライブじゃないと聴けないものがあるので

それはそういうものだという

条件である

 

ああオレ以外のぜんぶの客が大嫌い

 

ライブそのものは客電を落してくれるから

なんとかできるのである

 

カネコさんのギターもかわってきているし

声も

ファルセットの使い方が変わってきている

芯の強い出せる声域が広がっている気がする

 

とにかくライブにいけなくても

音楽にふれることはできるんだよ

 

フェスみたいのはまた別よ

 

生きてるあいだは音楽を