砂の女

あらためまして砂の女

100分名著第4回

 

まず

「自由」はクソ大変で

人間(他人)とか壁(砂)とかありすぎで

 というのは

自由なるものは簡単なものではなくて

そんなん

他人の干渉でいかにも簡単に自由とかどうでもいいやに堕ちてしまうし

壁はおおきくつよく不定形で自由を制限しにくるがそれは人間の力

とかあらがう力ではなかなかのりこえられない

抗うというのはすごいパワーが必要なので凡人たる身では

すぐつかれて

もういいや

になってしまう

そんくらいかんたんに自由は打ち捨てられてしまうのである

 

 

伊集院は主人公が

さいごにゼロじゃなかったし

(さいごまで知識を尊ぶ態度がある)

マンガを読むようになるだろう という

(漫画を軽蔑してた主人公だがたぶん

もうこの砂の穴の中でくらすようになってだんだん

もっと変わっていくだろうというのである)

 

そして女との逆転と 色々ありすぎ

(女は妊娠したりなんだり

男を篭絡したのだろうと思いきや

公開セックスで村人の(娯楽的)なぐさみものになることを

理性で拒否したり

なんだこの女には理性があったのか

いっぽうで男はそんなんどうでもいいじゃんとかの態度は

もう理性がない動物にもひとしい

わけで

それが逆転だ

 

 

とまれ

砂の女」は驚愕の展開だから

すげえわ