思い出す

マンチェスター・バイ・ザ・シー

見た人つまりオレは

思い出す

自分にもあった

失敗の経験や

取り返しのつかない失敗の経験

そしてそれによって受けたダメージを

思い出す

上手くいかなかったことや

もうちょっとなんとかしたかったことの記憶を

思い出す

 

それでもまだぎりぎり決定的に

人生をだめにしてしまった

というほどの大きいことには

なっていない

のではないかと自分に対して

救いというか慰めを

考える

そういう設定にできないものか

考える

 

それから

もう考えたところで事実関係はかわらないのだから

受け止め方として

別にそれはもう過去だからうごかせない

考えたほうがいいのではと思う

思うし

そうやって

なんとか折り合いをつけて

この先も

なんとか死ぬか生きるかでは生きるのほうを

選択して

やっていくしかないのだろうと

思い

そうしようと思う

だから

だから

なんというか

刑法犯とかだってそのあとの人生があるわけじゃん

死刑と無期以外ならね

でも

なにしたらいいかわかんないとか

もうなにもできないとか

台無しになってしまったとか

 

大きいものをたくさん失ったとか

あるわけじゃん

 

しかしそういうときにたとえば

菊地成孔粋な夜電波最終回を思い出したり

するわけです

 

映画とかラジオとか

印象のつよいもの30個くらいはぱっと思い出せると

思うストック

いろんなもの

Digのテーマ曲とかね

 

タンポポのラジオとか

 

ハロモニでのコントをするこんこんとか亀とか

 

ともかくダメージあったとていままだここに

生きているので

それは

生きてるものがなんとかしていくしかないんだろ

そうだろうな

たぶんね