そういうわけで開館から1430までほぼ図書館ですごす
といっても半分以上は読書についやし
小説と短編集をよみおわり
新書を参冊はメモつくりでばらばら読んだ(メモがあればまた
借りることも可能)
いったんすずしい自宅に戻ってクーラーで
生き返っていから
畑にいって雑草とたたかう
つもり
つもりだよん
ちょっとなんともいえないなあ
本の感想は
ね
舞城の短編集はいつも
攻撃や悪意や出来事の衝撃などにより
傷や怪我や出血や骨折がつきもの
なのだが
いっぽうでヤングな人(中学生とか高校生)の
男女の性愛とか好意とか好きとか気になるとかの
こともよく描かれておって
それはオレの血をたぎらせるところ(興奮させるところ)
がある
吉村萬壱『CF』も
殺人の描写があり
なかなか人体損壊で
鬼気迫るものではあったがそれは夢の中の
出来事だったらしいがそのころされた男はあとで
ちゃんと小説の中で始末(殺される)
なのでつじつまはあっている
吉村のはいわば舞台装置をおおがかりにしたナンセンス小説でもあると
思う
責任を鍋で煮込んでなかったことにしている会社というんだからね
ナンセンス
新書参冊は
アンダークラス(労働しているが非正規で貧困)
の3つのことに関するものそれぞれでみんなはじまりが
ア
だ
この3つはちゃんと関連していて
いうなれば「苦しみなどを他者からおしつけられて弱者にさせられている」
である
もともと弱き者であるという立場にはくみしない
アナキズムは国家や権力が個人を分断したからわるいのであって
そういうのを粉砕したうえで個人が助け合うしか助かる道はない
のだが
アメリカでフェミニズムのはじまりのころが起きたのは必然でもあるが別にアメリカの専売特許ではないしかし問題はその後にアメリカにおいてはじめて?バックラッシュがおこりロー&ウェイド判決がくつがえされたことだ
新書ではそのロー判決のくわしい背景も書かれていて参考になる
やっとプロライフとプロチョイスがわかったよ
選択する権利を母が有するか
受精の瞬間に生命は誕生しているから人間として生まれてくるが正義なのか
pro
そしてアンダークラスだが
非正規雇用やってるけど収入低くて貧困で苦しくてうつ傾向で不安と不幸せで未来への展望ないというアンケート結果と
ここで比較されてるのが「失業・無業者」で
その重なる部分と重ならない部分がおもしろかった
つまり同じようでも同じではないということ
失業無業のほうが生活保護の率が高いし
それは精神をわるくする原因になりうる
のではないかという仮説
他人や国家から恵んでもらうだけという一方方向の関係性は
正常ではないので精神をわるくする
アナキズムと関係のふかい人類学では「利益計算を一切しない相互の贈与」があってそれはもらうもらわれるの相互の関係の量の多寡を計算しないことで成り立つのであるからメンタルをやむこともない
そういう関係性の経済であればうつ傾向からもすこしは解放されると思うのだ
アメリカにおけるフェミニズムは必然的に「多様性」つまり女性であることだけではなく人種や性別やセクシュアリティや性的指向
などなど
をつまり性自認んとか
なんでも含んでありかたがいろいろでもそれを差別しないということが
必要になっていく
なっていく理由はそれがその人のありのままであれば
「ありのままではないものを外から矯正するとか強制するとかするとメンタルをわるくさせる」からである
なんでも他人がそれを決めるとか言語道断であって本人がやるしかないのである
女性であることを理由に差別されても女性にうまれたら女性だろそれが理由だったらもしそれが正しいとされた日にはどこにも反証がない
根拠なききめつけに従う理由などないのだ
だからフェミニズムが勃興したのは必然でありあたりまえである
みたいなつながりがあるのである新書3冊にはね