『となりの脳世界』

オレは村田沙耶香の本を読むと

怖いのだが

怖いということと面白さが同居しているのでこわごわ

読むことになる

今回は図書館でかりた『となりの脳世界』

であり

こどものころのエピソードからはじまるのだが

エッセイ集

エッセイだよねと確認したくなるくらい

こわい

 

とても怖いのだがこの怖さを一言ではとても説明できないのである

 

それがオレの感じる魅力であり同時におそれである

こんな話を対面で聞かされたら震えあがって逃げ出すと思う

オレは

 

こどものころのそんな繭でつつんでいないとたやすくこわれそうな細いトゲの

ようなエピソードを

とても正面からみつめていられない

 

誰が好きとか好きじゃないとか書店が好きとか興奮するような

観るだけでいいような

そんな

ニュータウン育ちというこれもまた

これもまた

 

すべてが日本のその当時の

当時のすべてである

 

スーパーに同居している書店わかるよそれは

地方にしかないのものだよね・・・