うううむ (『ディスタンクシオン』)

UUUMっていうじゃない

それを会社名にしたやつもいてさあ

 

なんだかなあ

 

がっこうはいちにちじゅうモデルハウスで配線とかその他

をしていて

高いところは緊張するね

とかね

 

導通検査とか電圧計とかね

100なら100でちゃんと数字で出るから

おもしろいわあ

 

明日は基盤だよ配線で端子だよ

そうだね

 

まあそうなんだよ

 

今日は家にかえるまえに直でジムフロいったから

フロはいったべえ

あたたかい

 

赤黒

 

NHK出版100分で名著「ディスタンクシオン」(著者・岸)

をよみおわる(図書館からかりてる)

 

ブルデューのしたかったことはおおむねその解説の中では

理解できたように思う

なにも難解なことをわざわざ言っているわけではないから

 

しかしなんだろうね

ハビトゥスは変化する」そのときどきの経験によって

 

というのは分かるが

 

岸が「世間を知らない理論あたまでっかちの社会学者」にいらつく

ことの描写で

あまりにも類型的すぎてなんかかえって疑問がわくのである

 

なんだろうなあ

 

いろいろオレにも考えるところはあるが

 

「個別にひどいことがたくさんあるが全体として世界は

すこしずつ人間の努力によってよくなっていっている」と信じる

こと

 

が普遍的である人間の特性である

 

とオレも信じたいんだよ

 

「すこしでも今よりマシになりたいと願うこころ」が

誰にでもあると

信じること

なんだけどね

それは価値についての本でそのフレーズを読んで

読んでからそう思うようになったのだが

 

ということと

 

ブルデューに関連した岸の記述では

 

人間はそれぞれにそれぞれの合理性をもって

利得のために行動している

(たとえ利他にみえる行動であってさえもそれは本人としては

利益の方向を向いている)

ただその合理性があまりにもそれぞれに個別分化

してるので

一見わからない理解できないというだけだ

 

という話ね

 

そうだろうと思うよ

 

そしてあとは「個人の意思で選んでいるのではなく

社会(他人とのかかわり)

生まれた家(家族)

によりつくられた性向」

だということ

選択しているのではなく選ばされている

というのが逆説的に「ではそこでさえも可能な自由とは」という

問を生じさせる

 

そもそもそんなパーフェクトな自由なんてそもそもない

ということ

ろうか

 

そうだろうなあ