だからそういうときは
心身一元ということで
気がかりがオレの脳を圧迫してるんじゃないかと思うわけだわさ
えーと
ストレスはあれですよ就職先からの連絡が全く来ないことでオレは
そこにこっち（オレのほう）から問い合わせするのが大嫌いだ
という
１点
ですよ
なにしろあそこ（就職先）は電話すると出てくる従業員の
態度もまた良くないから
信用ならない
なぜそんな信用ならない就職先に就職するのか
これが貧者の弱みということで致し方ないのである
この世には理想の場所がないのである
あの世に期待するしかないのである桃源郷
さてそのように何の連絡もないことを苦にして
オレは家にいたくないので伊豆半島へとでかけたのであった
電車の中でいよいよ本格的に『結婚の奴』を読むにつけ
ううむこれはあれか私小説なのか
とか思ったり
それこそサムソンさんのほうが何をどのようにとらえて思ってたのかなあ
などとたくさんの疑問点もわいてくるのだった
しかしいまお話は能町さんの過去の語りになっておりサムソンさんは
一時保留である
さてオレの行先は伊豆半島で
実在の人物が推薦があったのでそこにランチ食いにいってみる
という根拠薄弱な行動だが
伊豆をうろうろする観光客は多かったという
日本人は軽薄でうろうろしているそのへんを
というのをあらためて思い知った
なぜ
とオレが思うのは伊豆半島を軽視しているからであって
関東東京民からみれば
日光とか
伊豆
房総
山梨
鹿島
など適度の足をのばしていけるところはぜんぶ植民地だとやつらは
思っており
なにしろ人口がおおいから
その中のわずかの割合民がそう思っただけで
観光客なるものとして押し寄せてくる
それこそ平日なのに
やってくるのであった
たぶんそう
伊豆高原という名の駅だがべつに便宜上名付けただけの駅名で
実際にはここは城ケ崎海岸であり
そこから伊豆山地へとのびていく高台である
駅の中にさえ「夢の別荘地」的な不動産買いませんか案内があるくらいである
そして櫻の並木があったり
日帰り温泉があったり
こんなところ買っても見捨てられた別荘地の例がまた増えるだけだと
思うが・・・というのはオレの偏見
なにしろストレスをかかえているので何をみてもきいても
なにかの偏見がまざりこむ
目当ての店におちついた夫婦者が入ろうとしてやっぱり出てきたのを
みてこれは混んでいるな・・・
とめぼしをつけて先にそのへんをうろうろあるき
駅からちょっと水路沿いにあるくと海岸というか断崖まで
行けるというのであるいていく
この道も行き来する人が思ったよりも多いのでもう
静かに散策することはあきらめて
とりま
海をみた
ぎざぎざの断崖海岸なのでそう簡単に波打ち際までおりられないタイプである
見栄えはいい
松が多くはえていて
あしもとは茶色の松葉でふかふかである
よきかな
そして海までの道もだいたいなにもなければ
原生林に戻ろうとしている荒れた林でそこは好感がもてる
そういうところはいいだろう
伊豆高原駅は駅前というものがほとんど
スーパー１つ銀行1つでおわりです
という感じで生活のための最低限があるだけである
これでも伊東市の南のはずれなのである
伊東市も縦（南北）に長いのだそうな
時間をおいてからいったから目当ての店には
入れてもらえて
ナポリタンをくい
こういう味（すっぱ甘い）は大好きなので
ほくほくして食った
ちょっとだけ咽せそうになりおおこれはこころ旅の正平さんと
同じだ！と感動した
くいおわってすぐまた列車で帰るのであるが
なんだか春の風がつめたくて
ちょっと気分がわるくなり
おお
なんだこれは
オレがあのナポリタン消化できなくて気持ちわるいのか？
と思ったけどそうではなく
なんだろうね
自家中毒みたいなもんかねえ
熱海から新幹線でさっさとかえってきた
まだ１８きっぷ1日分のこしてあるので
あるんだよ
まあ
知らない場所で認識を新たにすることはいいことで
やっぱり
観光地に
住む
ということはできないねオレはきっと激怒するね
観光客のために渋滞したり
違法駐車されたり
ゴミすてられたりするのは
耐えがたく我慢できない怒りだね
オレは何の人気もない田舎がいいですよ
そういう場所にしか住めない
観光などもってのほかだ
と
かえってきて
やっとカフェオレのんでひといきついて窓開けて
窓の外の空気はやはりやや冷たい感じだねと思い
このストレスは明日の午前に電話しかないなとやっと
重い腰をあげて決意するのであった
みんぱくは
もう
つかれたから3月はいかないです
「ラテンアメリカの民衆芸術」5月末まではやってるよ
もう
１８きっぷとか関係なく新幹線で
いっちゃうからね
いつでも
１８はオレの自由度チケットとして希望の象徴をのこしてあるんだよ
はあ
ちかれた
今夜は有吉の壁SPをみてみたら寝よう
米は
炊こう
