あさ

あさになったので

朝です 

 

毎年夏になるたびに「危険な暑さです」といわれ

いつもつねに「マスクをつけて」といわれ

何でもかんでも言われることが

どうして蔓延しているのか

他人に向かってなにかを言うという行為

自体が

ひどい社会のひどいありさまの証明で

 

人間はこんなんでしか生きていかれないのか

こどものころからそう思うが「社会」はどうしようもなく

ろくでもなく

しかし個人1人ではやっていけないというのは宿痾みたいなもんで

人間のどうにもダメな生物であるところが充満しているなあ

と半世紀と1年たってもおなじことを思う

とくに夏は最悪で

 

冬ならば冬だなあと思っておるうちにいい時間が経過するだけなのに

夏は夏自体が耐えがたい

映画「竜とそばかすの姫」について (文句)

以下にネタバレを含むゆえ ご覚悟

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレを含む文句開始

 

1 家庭内DV解決してない

ストーリーからみてこの話は「日本語を話すけど遠隔にいる兄弟が父親からDVを受けていることをネット配信で知ってしまって主人公は少ない手がかりをもとに助けにいく」ことと「暴力をふるう父親との対決」をへて「解決」したかのような展開になって終わる

のだが

なにも解決などしていないしそもそも「対決」でどのように勝ったのかもさっぱりわからない

臆することなく立ち向かう主人公は肝がすわっておるのかもしれないがそれで父親が腕力にまかせた暴力をふるえなくなる描写はただそこに誰かがいるだけで解決するのだといわんばかりである

実際そこで兄弟の兄が勇気を得たと発言しているのだがそれだけでこの話はおわるのかい?

 

 


2 主人公がUの歌姫になれたその理由がない

風呂敷のひろげかたがおかしいのであるUの世界で歌姫になったのはいいがそれはなぜなのか歌がうまいからか曲が革命的だったからか映画をみるかぎりは何もわからないしただLIKEをたくさん集めたという結果だけがしめされる

そもそも歌という時点でたとえば宇多田ヒカルを擁するエヴァのようにあきらかに日本とか世界でもトップレベルの歌がそこにあることを証明する手間もかからないのならばいざしらず中村佳穂の歌がそこまで証明するだけの力をもつとでも???????

おまけに実際にUの世界での「人気」のありかたさえもすごくあやふやであるフキダシがたくさんあつまればそれで大人気ですよという描写が気にいらない

 


3 役所広司の声とあの顔が浮きすぎてこわしている

あきらかに声優をする声ではないしあの細田アニメにある独特の線だけ描写の薄い顔にあの声はミスマッチも甚だしい


4 母が他の子供を助けにいく方法が馬鹿すぎるうえになぜ子供が助かって母が死んだのかの描写がない

主人公の母は川の中瀬にとりのこされたという他人の子供を助けにいって死ぬということになっているのだが

まず

助けにいくというのが着衣でライフジャケットだけである

増水した川で一人で助けにいって子供を連れ帰るのは完全に無理

どうしてその子供が助かったのかさえもわからない

なんでだ

ロープももたず 

周囲の他の大人に声をかけることもしていない

 

さらにおかしなこととして

というか

この細田脚本のおかしなところは母が事故死(無謀)したことを

主人公にとってのトラウマとしてくっつけているのに

そのことはどのように主人公の中で消化されたのか

そもそもどこが主人公にとってひっかかっているのかが

分からないのだ(5につづく)


5 父と娘の家庭内崩壊してるのに健康に生きているところが中途半端 父がきらいなら無視しろよ あれで小学生から約6年くらい?も そうやってきて崩壊してるのに 家庭の成り立ち(ごはんを食べるとか犬を飼うとかの基本の構造)が崩壊していないしそれがふしぜん

そもそも母が死んでから父と話をしなくなった

ということ自体が

理屈としてはおかしい

母が死んだのは父のせいではないからである

ただ拗ねているということ以外に理由がみあたらない

 


6 あんなど田舎(バス廃止)で父はネクタイしめていったいなんの仕事だ

高知県のど田舎はマジでど田舎だと思うが

高校に通うのにあるいてからバスのってから列車にのるようなところである

そもそもそれがおかしくて

通学自体が成り立たないレベルである

なのに父はオフィスワークかよ

まあしらないけど

 


7 Uの世界のつくりこみがあまりにもおかしさ満載

四肢末梢の感覚を?耳のアレだけでヴァーチャル空間のそれと共有できる?

inputもoutputも両方あれだけのデバイスで?
ネットの利用方法も恣意的にすぎる
バイスとテクノロジーと田舎高校生のリアリティレベルがすべてずれずれ

世界とつながることの奇妙さを

田舎高校生が世界の民衆の声と渡り合うという景色で描こうとするのは

まだわかるが

そのネット世論が主人公を中心にまわるというそんなたいしたことを

主人公はしていないし

泡のような実績しかないのである

収益は寄付したと友人は言うが

どのように収益を上げるシステム?投げ銭

やってることと結果として示していることの間に

関連が無さすぎる

 

電脳空間の中でしかロマンチックな冒険はできないと

言っているようなもので

実際にそうなのだ

 

1に戻るのだが

物語のクライマックスはたしかにそのDV兄弟を助けにいくところ

(竜の正体がわかって)になると思うのだが

それについて

「信用されるにはこっちが元の人間の姿をあらわすしかない」と

言う男子生徒よ

おまえはコミットしようとしている問題がどういう問題なのかわかって言っているのか

他人を助けたいと無邪気に思うことと実際のDV家庭に殴りこむことの困難さが見合っていない

実際にそこにあるDV問題とたかが電脳空間での評判とを秤にかけるような話がどうして感動を生むのか

  
結局オレがいいたいことは現実世界に実在する問題に足を踏み入れかけているようで実際にはなにも解決にむすびつくことをしていない高校生がどうして何かを成し遂げたような顔をしてエンディングを迎えるのかそこがどうしても映画として現実になにもコミットしていないばかりかかえって害悪でさえあるように思うのだ
これがオレのいいたい文句であって
これは批評でもなんでもない
大ヒットしたらおめでとう
 

hiru

「竜とそばかすの姫」

みてきた

金はらって観てこないと文句もいえない

 

はたして文句は大量にある

途中で

でも

まあ見てよかったところもあるかも

とも

思ったが

それはそれとして文句が大量にあり

やはり

エヴァのように監督が

自分の会社の権限でコントロール

できるかぎりできるような

たいせいを

つくらないと

だめなんじゃないか永遠に

思えるような感じの感想だ

 

まあ事前ネタがまったく入れないでいったから

その分だけは

それなり

それなり

えっと

 

さいごのほうで

 

どうしても脚本

 

「これで解決」

解決なんか全然してないじゃん

 

というところが最大の文句である

 

 

ゆう

ネットに「シン・エヴァはなぜ100億を達成できたか」

の記事があってそれは庵野氏が

納期について

自分の会社で自分がつくるのだからぎりぎりまで引き延ばせるという

利点を最大活用して

面白い映画

とは

というところをとことんまで

考え抜いてstaffにも試行錯誤させて最終的に

決めた

という点での「考えぬいて」のところが

いちばん重要だったのではないか

という話だった

 

オレも個人事業を成功させるには考えぬいて考える時間と

組み立てが必要かなあと思うのであった

だってマジで成功させたいんだもん

つまりあらためてそれは

半農であるから半XのXは何するんだの件と

農について

やっぱりある程度はたくさんいいものつくって売る

という根底の部分

あるべきなんじゃないかと思いはじめた次第

まったく売らないというのはあるいみ無理筋

のような気もしてきた

経済としての話

あるていど食っていく必要があるから

 

ごご

ごご

 

まだ目も見えるので読書ができるありがたい

「友崎くん」4巻はあたたかくはじまった

女子とお話できるなんてなんてこうふく

あとは

「ファスト&スロー」(上)を

もうすぐ読み終わるから(下)をさがさないとね

 

セゾン

ミモザが揺れる

4月も終わる

 

4月も終わる

毛布をしまう

(「セゾン」カネコアヤノ)