さて。今日の篤姫

正直申し上げまして楽しかったが、その反面、どうしたものか、寝ていてはじめの8分くらい見逃したが別にかまわない、要はあれだ、主人公たるものの考えに対して副主人公ともいえる尚五郎が今回の主役で、今回にかぎっては主人公の考えつまり姫の考えはスローガンでしか表わされない。つまり日本一の男の嫁御になりたいと。いや嫁御というのは旦那の側からのいいかたか。尊称。
えっと。「ハヤテ」のアニメを女子の小学生の人が見てるときに、あたかもあのアニメを「ナギが主人公の、お金もちのお嬢様がある貧乏な男をひろって執事にしてやったのだ」という風な解釈で見ているという話があり、それはけっこうアニメ開始当初からあったのだが、つまりそれにより女子小学生の支持を得ていると。そういわれてみればそうであるが、じゃあ篤姫をみるときにおとこのこは尚五郎に自分を投射したり、または父上に投射したりいろいろしているのであるが、女子の人は姫にあてはめるのかね?
ナギが自分だ、と思って話を見るのはけっこう面白いだろうとは思うが、反面、ものたりない感じもするだろ、だってハヤテはあんまり全面的に「ナギちゃんだいすき〜」とか言わないじゃん。
それからみると尚五郎ちゃんのようにちゃんと嫁にもらいたいとまで言ってくれるのはいいよね。たとえあんなふにゃふにゃした野郎であっても男を惚れさせるのはいい気分だ。まあ嫁にはならんわけだが。