「けいおん！」1話みた。出遅れも甚だしい。おもしろい・・・が、「抜群に面白い・！」ではない。まだ。
抜群に面白いという場合、何か、みたこともないような何かをみせつけられる体験がある。高貴な魂とか、野蛮過ぎる異世界とか。日常系ならば、"夢のように暖かい日常"とか。夢のようにというのは非現実的なものとは違う。理想的な、とでもいうか。ARIAのような、ひだまりスケッチのような、スケッチブックのような。そんなに暖かい空気を感じたことなど今まで一度もないよ！と言いたくなるくらいの。
けいおん！の世界は、まだ薄い。等身大のリアルを見せるのか、女の子のひなびた日常を見せるのか。リアルならば様々な日常現実瑣末なことへのフラストレーションもあろうし、ひなびた方であれば・・・そんなつまんない現実はどこかに追いやってくれるだろうけど、かわりに薄いままになってしまうかもしれない。日常系でまっとうで暖かい空気をかもしだすのはなかなかハードルが高いのだと思う。
そんな分類なんて当て嵌まらないよ！ってのが１番だけどね。
