ルックス問題の例。
今夜。ロンハーみている。
ロンドンハーツ 2時間スペシャル 『格付けしあうオネエたち』。
おネエ格付けである。みな男である。一人だけスタジオに女がいてそれがmisono。
おネエのみなさんはみな男。
というかそれぞれ皆さん面白い人だと思う。知らないけど。多分おネエ業界も大変なのだ。ライバル多いし。
本当はアニメの中に出てくるかわいい女子高生の旅館の浴衣のーーあの和服の制服は浴衣でいいの?
−−そのような安心して見ていられるちゃんとしたかわいいのについてだけ考えたり書いたりしてみたいもんだと思うが、
その反面、こういうおネエのみなさんをTVでみながらそのようなことも向き合って考えていかないといけないのではないかと思ったりもしている。
どういう義務感だ。まあいま有吉が出てきてマジ楽しそうなのでこれはなかなか最近のバラエティではない展開。
で。ルックス。「かわいい」という言葉がここまでいろいろ広範囲に展開するとはねえ。男性のルックス、おっさんのルックスにもかわいいところがあり。
とくにロンブーの二人がインスタントに「一夜をすごしてもいいおネエ」を格付けするところで。
誰の顔がかわいいとか。
皆おっさんだが。
しかしかわいいといわれるとかわいいところが発見されてしまう。それが人の顔か。そうだな。
はるな愛のことはぜんぜん好きではないが、亮くんが1位につけたので出てきて亮くんとキスするところで、やりすぎるところ(キスしてとびついて抱きついて股をひろげて足で巻きついてるところ)を見て、さすがこの人は人気があるだけのことはあると思った。やりすぎ。やりすぎてもギリギリ許せるルックス。
さっき録画の弾丸トラベラー見ててインドにいってまで何みても「かわいい」っていうやつに腹を立ててもいましたが。
まあおっさんですよ。おネエとかいっても結局おっさんですよ。おじいさんもいるけど。そういうものについても「かわいい」ところもあるのである。あるからしょうがない。あるんだ。
ので、多分、そもそものかわいいの用法はものすごく広く、どこにでも使えるというのが起源。
うるさい45歳女性であってもかわいいところもある場合もあるだろう。
それをどのように扱ったり処理したりするかはその人次第。
このロンハーにひとりだけ女性でいるmisonoだがそのたたずまいは少年のごとし。つまり「マスコットボーイ」が逆の意味で必要だったのだ。あとは全員マスコットでもなければボーイでもない。おっさんだ。おっさん天国。
不思議な21世紀。