愛理様ご登場のハロプロアワーを見る。じっくりみる。そして歌をきく。この番組の過去の出演キッズが歌ったかんじからしてうまいへたが直ぐわかるような歌声が裸になるような、それが極めてシンプルな伴奏。ああ愛理様ほんとうにお歌が丁寧。私の好きなところは音程がぶれないところである。愛理様の歌う「ブギトレ」は、かなり真っ直ぐなブギトレである。もし難癖をつける人あらば、「あんなに感情の入らない平均ペースで前半3ハロンと後半3ハロンが同タイムみたいな歌い方はブギトレじゃない」と言うかもしれない。しかし私はかっちりしてる方が好きである。だいたい、小学校6年生で出入りの波が激しい感情豊かなブギトレなんぞ歌われた日にゃあその昔に美空ひばりが言われたような「あんな子供が大人みたいに歌って気味悪い」ってことになるのである。天才にもいろいろあるんである。