とにかくねえ、構成、「1時間ある番組を模して」とにかく笑いをとれるかどうかは最重要項目でもなく、じゃあ何なのか、魅力。そう。7人の彼女たちの魅力、できれば今までに見せたことのない魅力を出してみたい。来てくれているのはほとんど全部身内みたいなやつらで大抵は何をしてもウケてくれるとは思う(全然シビアな目とかじゃない)、が、DVDマガジンの企画なども力を入れていて、折角だから新しいことを。が、それはそれとして幕間になんとなくまーさがりしゃこの頭をぽんぽんと軽く撫でる撫ぜるその一瞬とかに貴重さを見出す根性。それが来ている観客の深層。あと幕間といえば着替え(ハテナ。この幕合は、衣装が変わってるようには見えなかったんだがなあ)の場つなぎが2組にわかれて、最初はりしゃこまーさ桃子で場をつないでてそのあと交代というのがあったが、さすがに桃子組(そう呼ぶ。そう呼ばざるを得ない)の方がはるかにうまい。展開というものがある。なんとなく、アドリブっぽいけどストーリーがあるかのように流れる。簡単に何があったかと書いてみると、まずまーさに向かって桃子が「タモサさん」まーさ「まーさです」というやりとり。この「まーさです」の響きが気にいったらしく何回かくりかえす。まーさ、客にも「私は誰ですか−?」とよびかけて「まーさ!」とコールさせることにも成功。するとそこでりしゃこが割って、まーさを呼ぶ名ということで「あと・・ママ!」と入ってくる。すかさず桃子も重ねて「ママー!」と叫んで甘えっ子のごとくにまーさのうしろにまわる。が、すぐ戻ってきてりしゃこに「(りしゃこのママをとっちゃったみたいで)ごめんね(はーと)」とフォロー。この一連の流れ。かぎカッコ内のカッコ内の文は、妄想です。伝わりにくいかもしれないが、少なくとも流れがあるということはわかってもらえるだろうか。(記憶にまちがいありかもですが)
一方佐紀みや徳熊組は流れも展開もないぜ。いきあたりばったりだぜ。特筆すべきことは無し。
まあそれを何だというわけじゃなく、単に桃子組は成功したというだけのことなんだが、えーと、まーさの持つキャラ力というか、それもある、自分キャラを立たせる点で桃子が独走していることは言うまでもないが(チャパネット桃子では金利手数料は桃子が負担!たとえ1回払いでも!)、まーさもかなり伸びてると思う。
そういう点ではラジオでの爆発力をここにもってきた感もある徳永3分クッキングでの間のよさ、つぎつぎとトンデモ料理を出してゆくテンポ、千奈美もほめたい。
あーみんなほめたいなあ。