筋のトーンを上げたり下げたり。われわれの体では正常であれば「適切な」レベルの筋緊張により筋はコントロールされている、無意識のレベルで。無意識というのは、気にしてない、くらいの意味です。
過度のトーンが入ってしまったりすると、「うごかしたいようにはうごかせない」の中の「力が入りすぎ」「分離しない」などがおこる。分離しなければパターンになり、力が入りすぎればかえって関節は固まって、うごかない。ガチガチ。
トーンが低すぎると、ダラーとしてまったく動かない、自分では動かない。困ったものだ。
と、ここまでが自分の整理なのだが、んで、そのトーンを、低めたり高めたり、それを可能にするいわゆる手技なのであるが、どういう風に考えてくのがいいかん。拮抗筋を使う、最大収縮をつかう、伸長する、圧縮する、細かいバイブレーション、うんぬんかんぬん。とりあえず問題をリラックス(トーンを下げる)にしぼって考えてもうんぬんかんぬん。手当たり次第に資料を読み、人に聞く、という方法はどうも違う気がしていて、なにか自分にはじめの指針でもないとはじまらないんじゃないかと思ってるんだがうんうん。