どうすればどうなるだろう

思考言葉行動習慣性格運命。
マザーテレサの言葉だそうだ。つまり順番としてはじめの思考から変革していくと最終的に運命を革命できるってことだそうだ。絶対運命黙示録(さいきんはるかぜちゃんの影響でウテナリバイバル。もちろんオレはウテナの映画も見にいきましたが。)
 
 「強く生きるために読む古典」を読みおわった。最近読んだ本の中ではとくに強い本だった。とくにこの地震のあとにオレがダメージを受けている状態で読んだためにとても強く響いた。そして生きにくさについての例を、とても親しいものに感じた。
 著者の義理の父が、学者で、よき家庭人で、友にめぐまれて、それでもどこかでなにか「やりたくでできなかったこと」を残したままで死んだということが、深くこころに残る。
 もちろんこの本には他の多くの偉人哲学者文学者の言葉がたくさんのっており、その読み方も、ひっくり返してみたり、瞬間に世界の転回を感じたり、多くの鮮やかな驚きがあるのだが、しかし中でもやはりこの「義理の父」のエピソードがしみる。
 つまるところオレにとっては自分の父が成功者で財力あって他人からの信頼も評判も厚い人間なのである。そして彼が実際になにを「やりのこして、悔いて」いるのかは知らない。
 知らないが、考えられることがあるとすれば父の父(つまりオレの祖父)が自殺しちゃったことについてくらいだろうか。
 もちろんべつにその原因が誰かにあったわけではなく、聞いた話だけだけど、総合すれば祖父は戦後の混乱期に自分だけ体がわるくで病の人ではたらけないことを悔いて自殺したのである。
 いや知らない。本当のことなど誰も知らないのだ。なにしろ死んだ人はなぜ死ぬかをすべて語って死んだわけではないので。
 ともあれうちの父はそのへんをのりこえて偉人になったわけだ。
 
 いや分からん。分からないことはいろいろあるが、オレが生きにくさみたいのを感じたときに、はたしてうちの父がそれにどのくらい関与というか関係しているのか?
 関係しているので「義理の父」のエピソードに強く反応したんじゃないの?
 
 
 
まあこのへんについて解きほぐそうとか思っているわけではないのでこの日記はただの「読書してたら思いついたこと」である。あまり役にはたたない。
 
 さて。せっかく読書したので強く生きたいものだ。そうはできなくても、方向として。できれば。
 
 そして短期的に言うと、地震でめろめろしているオレをどうにかしたい。
 
 そこでこのさっきのマザーテレサのことばをもってきたわけだが。
 
 はじまりは思考なのである。なにを考えるか。
 
 マザーの場合は自分ではなく他人ということを考えたのだと思う。
 
 オレの場合にはなにを思考しているのか。曖昧だけどおそらくは自由になりたいのである。ここでの自由というのは他人の命令によらず自分で働くことや働き方を決めていいことである。
 自分で働いて自分を生かすことくらいである(まだ他人が登場しない。ここでは他人はオレの邪魔をするやつでしかない)。
 そのためにスキルとかメンタルとかをどうにかしたいーサバイバルに向いたスキルとメンタルを手にいれたい。
 あまり他人と共生とか考えていないようだ。
 どうすれば年金以外の実収入を確保できるか(自分一人を食わすために)とか考えている。
 なんとか著述業のスキルをできないかなあとか考えている。
 
 結局そのへんがアレだ、父とは違うやり方で、というのもあるのだろう。うちの父は戦後高度成長期に正しく路線乗車してフルで年金受給して退職金満額みたいなもんでその間に家のローンを完済したあとは資産形成として株式等を取得して着実な
 とか書いてたらこれってあれ? ブルジョワジーの形成みたいな、世界史的要素かしら。
 
 おもしろくなってきたが腹もへった。