夜中に

酔っ払ってさっさと寝てしまったのでいい時間に目がさめる。
ネット巡回。といってもメール受信からメルマガ→NBのバックナンバー
さきほどの続きといってもいい。
小田嶋氏の、アル中時代の反省がちょと垣間見える。
ヤマグチ氏のFJクルーザーレポを読む。オレもほんとうによい駐車場さえ確保できたらFJほしいよ。よいってのは屋根付きでカギのかかる駐車場ね。
その後、さらにいろいろ読んでいて、鬱と精神病と自殺と肉体についての部分がみつかる、
≪お父さんが「眠れない」のは、心の問題ではない≫
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20100510/214321/?P=1
≪”う”あがり美人になりたくて(記事一覧)≫
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100525/214588/
≪仕事が好調な時は『身体のいいなり』 〜乳癌がもたらした体質改善の快楽≫
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110422/219546/
  
 オレの疑問に一部回答が出る。
 まず精神科医が精神運動興奮状態の患者について「最初は肉体の消耗の回復」というところ。自分では気づいていない、その消耗に。
 というのは、原因は、気付かないままに「精神にひきずられて」ギリギリまでやってしまったということ。
 ほめられたい、断れない、徹夜もする、あと他人が「精神の力で克服できる」などと無根拠な思い込み発言するのにひきずられる、自分も同じく「精神の力で克服できる」と思い込む。
 だが人間の精神の力は限度があり、あと肉体のベースのコンディションによって、発揮できる精神の力も左右される。
 のだろうか。
 逆説的ではあるが乳癌後の方が元気で仕事も好調という人の本、立ち読みしてきたが、パラパラと読んだかんじではエッセーでそれもあまりおおごとには見えなかったのだが、それはあくまで受け止め方の違いであり、ネットでのレビューを通してみると、要旨というかつながりの糸が見えるような気がしてくる、
 上記3つのもののたぶん共通点は精神ではなく肉体の方である。
 
 肉体は「オレがコントロールしている」ようなものではなく自然であるのでオレのコントロール下にはない。たしかにオレは下痢の発生をとめることもできないし眠くなることを止めることもできない。ここでの「自然」は「人によってつくられたものではないもの」である。
 人間は人間から生まれたかもしれないがそもそもの人間は人間がつくったものではないその起源においては。
 
 まあそういうことは昔にさんざん橋本治が言っていたことをいま思い出した。