サンデー感想

いろいろ言いたいことはあるが、しぼっていこう。
ゴルフ:いいよいいよ。攻めてって!攻めがセクシー。
ハヤテ:なんでお嬢様はわからないのかなあ。
月光:なにか決着に近づいた予感。運命の終焉みたいな。
医者:人たらしが正解みたいな。
元御曹司:いや、警戒した方がいいと思いますよ、絶対。油断ならないから。
おすもじっ!:いいですねえ胸のふくらみ。なぜ女子だってわかんないのか?
チルドレン:わかりませんけど女王に服従するのって気持ちいいんじゃないのかな。
 
 ここから本題
 
 銀の匙、について。
 職業モノである。農業。北海道における。
 いまどき、職業についてならば社会生活VIPとかその他、ネットを巡回するピープルであれば年齢の若老に関わらず知ることができる、当事者の回答つきで。インタビューズを待つまでもなく。
 しかし本当の「苦労」は、その職業に特有の、そこにしかない苦労である。
 
 職業というのはそこに腰を据えて、そこで生きると決断して、そこに固まって、ジタバタして、そうしていやというほどの「イヤなこと」を乗り越えるか気にしないか、そういうのを経験した上で、やっと「なにが魅力なのか?」を知ることができることだと思う。
 つまり。「どのような深みが魅力なのか」をインスタントに知ることはできないというのが結論だ。
 いい例、もっともいい例が「じゃじゃ馬グルーミンUP!」である。ゆうきまさみ先生の大傑作。
 北海道で「競走馬の育成」という牧場の仕事について本当のゼロから積み上げた記録。
 憧れだけでは絶対にやりきれない現実など。
 まあ、仕事なんてどれをとってみてもつまんないくるしいやりきれないダメだもうこれアウト、って思うものだろ、普通。
 
 こういうのが日本人だけってわけではないと思うのだ、社会における「責任の引き受け方」についての学習は、OJT以外ではありえない。
 
 だから銀の匙には期待してる。サンデーで長期連載で職業について学習できる漫画として期待してる。寿司屋と同じくらい。
 やっと導入部がおわったくらいか、あるいは終わりそうなところだと思う。これからが本格的な葛藤のはじまるところだと思う。サンデーは長期連載を許してくれる舞台である。とっくに寿命のおわったように見える連載が表紙カラーをもらうくらいの。そんなところで是非楽しませてほしい。
  
 はじあくが巨乳を推進してるのは最後でキョーコ君が勝つための反動作りだよね?