平常

明日からはまた月曜からのいつもの仕事に戻るわけですよ。よかった。
 
いつものというのが安定の落ち着き。
 
落ち着きを求めている。人間は死に向かって一直線の生き物だというのに。どうしてもなかなか中谷美紀さんのインド旅行記文庫3巻をよみおえることができない。新幹線で少し読んだ。
この人は多くの部分でガイドに案内を依頼してそのガイドについていろいろ書きあとは観光地で金をもとめるやつらについて多くの文章をさいているが、そういうことをどうしても気になって書いてしまうのは、どうなんだろう。
 オレがインドを旅して思った印象は人民が多く有象無象に近く存在する巨大な社会がそこにあるということだった。そこにはいろんな人がいてバクシーシの人もいるしそうではなくただの勤め人もいるしチャイをつくりつづける人もいるし英語の堪能な人もいるし客引きもいるしガイドもいるしいろんな人がひたすらいるという印象だった。
 たくさんのいろんな人がいる(すごく無数に近い細分化されたグラデーション)。
 
 ガイドも良しあしだと思うのである。
 ガイドにたよらず一人でぶらぶらするのも楽しいのである。
 まあ、わからないこともいろいろあっていろいろ見逃すんだけど。